上陸準備!2
パパパパパパ
二つのローターが空気を叩く。
「いやー、オスプレイって案外静かなんだな~」
「騒音が大きいとか危ないとか、マスコミによる情報操作だったんだな」
「まあ、ヘリコプターモードから飛行機モードになるときの落ちる感覚はあれだけどなハハハ!」
宮崎と片木は大声で話している。
「もうすこし静かに話せないのかしら…」
涼香は口を尖らせながら言う。
「静かといってもローター音は聞こえるからな」
涼香にそうかえす。
一方、落合はというと…
「ディスウォーエンド、アイシンクプロポーズマイガールフレンド(この戦争が終わったら、彼女にプロポーズしようと思ってるんだ)」
「オー、グッドアイディア!レオン、ハングインゼアー!(それはいい考えだね、頑張れレオン)」
一人の米兵と会話をしていた。
「いいわね、あそこまで会話できるなんて」
「俺なんて日常会話程度で聞くだけならわかるけど会話するとなると言葉が途中で止まるな…」
そして柊は涼香の隣で寝ていた。
「目的地までもうすぐです」
「そういえば目的地を聞いてないわね」
涼香が聞く。
「第七艦隊のボノム・リシャールです」
「ワスプ級強襲揚陸艦…まさかM1エイブラムスまで積んでるわけじゃないよな」
宮崎はマックに聞く。そしてマックはにっこりしながら口を開く。
「ええ、もちろんです。エアクッション艇で上陸させます」
オスプレイはボノム・リシャールに着艦、俺達はマック達と一緒に艦内に入った。
「数時間後には日没。揚陸艦隊は平安南道近くまで航行し、日の出とともに上陸作戦を開始します。戦車、航空機と海兵隊員を使う大規模な作戦となるでしょう。また…」
作戦要項をレンジャー連隊と一緒に説明を聞いている。
「なにか質問は?特に無いようでしたら艦内で休むことにしてください」
「どうする?することも無いし休むことにする?」
皆に聞く。
「俺は休む!」
片木は大声で宣言する。
「私達もそうするわ」
そう言うと涼香は、柊と一緒にベッドルームへ向かっていった。
「じゃあ休むか」
俺、雅人、宮崎でベッドルームへ向かった。




