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HIGHT SCHOOL Guns!  作者: オタリックス
進め!掛工安隊!
10/19

上陸準備!

英文はGoogle翻訳を使用しています。

迫撃砲部隊を攻撃し、上陸支援を行った掛工安隊。

そして対馬に上陸した自衛隊と米軍は上陸から1日という驚異的なスピードで対馬を奪還してしまった。

しかし、上陸されてしまった被害は大きく、建物は破壊され、民間人にも被害がでてしまった。


『ディスイズビーコンワン!アイランドザンディス!(こちらビーコンワン、まもなく上陸する!)』

「始まったようだな」

おおすみの船内に俺達はいた。

「ああ、日米韓の合同作戦がな。と言っても日本はあまり前線に出ないらしいが」

「雅人、俺達もあそこに行くんだろ?」

「そのようだな、ヘリコプターに乗って向こうまで行くはず」

ビッー!ビッー!

「なにがあった!」

おおすみの船内に緊張が走る。

『あたごより連絡!防空レーダーがミサイルらしきものを探知!上陸地点付近に着弾する可能性大!』

「着弾までどのくらいだ!」

『一分以内です!』

「瑞樹、甲板に出るぞ!」

「あっ、ああ!」


「あとどのくらいだ」

「30秒くらい…」

「さて、通常弾頭か核弾頭のどちらか…」

俺と雅人は双眼鏡を覗く。

閃光が瞬く、煙が上がる。

「マズい!伏せろ!」

ブワァァァァァ!

爆風が吹く。

「傾いてる!傾いてる!」

爆風によっておおすみが傾いていた。


「宮崎、大丈夫か?」

「ああ、なんとか」

五分ほどで動揺はおさまった。

「なにがあったんだ」

「たぶん…核ミサイルだろう…」

「チッ、野郎やりやがったか」

宮崎は舌打ちをする。

「ああ…」

『通信室から掛工安隊に連絡。甲板へ集合せよ』


「いったいなんなんだ、甲板へ呼び出しなんて」

「さあな、ヘリで戦場へ行くか家に帰らされるか」

数分後、一機のオスプレイが着艦した。そして後部ランプから数人の迷彩服姿の男たちが現れた。

「ユーガイズカケガワテクニカルハイスクールセーフセキュリティフォース、アーユー??(あなた達は掛川工業高校安全保安隊ですか?)」

英語で話しかけてきた。

「俺英語わからん」

「俺も」

「私も」

片木、宮崎と涼香は言う。

「お前ら…日常会話程度の英語だぞ」

落合は呆れながら言う。

「イエス、オブウェアユーガイズアーユービローング?(そうです、あなた達はどこの所属ですか?)」

「ウィーアーザセブンティーフィフスレンジャーレジュメントオブアーミー(私達は陸軍の第75レンジャー連隊だ)」

「彼ら、第75レンジャー連隊だそうだ」

俺は片木たちに言う。

「はい、第75レンジャー連隊のマイク・J・スミスです。マックと呼んでください。よろしく、高山、落合、宮崎、片木、柊と野上」

流暢に日本語を話すマック。

「に、日本語を喋った…」

驚く片木。


艦内へ移動した俺達はマックから話を聞くことになった。

「私達と一緒に朝鮮半島に上陸してもらいます。その後、本隊と合流し、平壌まで進撃します」

「平壌まで進撃する必要はあるの?」

「この戦争を始めた北朝鮮首脳部を拘束します」

「でも、俺達が来る前に逃亡するのでは?」

「まだ提案程度ですが、任川より上陸作戦を開始し、挟み撃ちにします」

「なんだか予想されそうな作戦だな…」

宮崎は渋い顔で言う。

「おそらく、相手も予想しているはずです。だからこそそこを叩くのです」

そのとき、電話が鳴った。

『会議中に失礼します、防衛省から通信です。掛川工業高校安全保安隊は本日1300時をもって米軍指揮下に入る。尚、所属は未定である。以上です』

「転属命令が出ましたね。これより第75レンジャー連隊の指揮下に入っていただきます」

「でも所属は未定って…」

「未定ならどこへ入るのも自由だ、ということです」

「なるほど…よし、いいなみんな」

全員が頷く。これが出撃の合図だ。

「オスプレイに乗り込んでください。これから本隊へ合流します」

俺達を乗せたオスプレイは飛び立つ。

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