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陰陽師の憂い  作者: 高木 圭
一章 新しい生活
8/89

7話 囲炉裏のかほり

今日はここで夜を過ごす


まずは夕飯の準備である

食材探し


見知らぬ食材はとりあえず無しで

いきなりおなかを壊すのは勘弁願いたい


周りを見て回ると、一食分には十分な量が簡単にみつかった


・・・イチゴが多いが


さすがに夕飯をイチゴだけというのはどうかと思う


鍋と共に食材も持ち込もう

囲炉裏を使いたいのだ


しかし問題発生

上から吊るすには、都合のいい鍋が無い


石を組んで、土鍋で行こう


・・・ここですべて用意するにはまだまだ準備が必要だ

まず水すら無いのだから


法術を使えば出せるのだが、水だけ出してもどうしようもない為、支度は元世界で



昨日の残りの食材を使ってしまおう


鍋はいい

さすがにイチゴを入れるのは無理があるが・・・なんでもありだ



鍋を慎重に持って扉をくぐる

ここでひっくり返したら涙が止まらなくなるだろう

適当なところに置いて石を探す


あとは薪

割り箸程度まで細かくしてしまう

出来上がっても燃え続けていたら、火を消さなければいけないのだ

調節しやすいことが大事



石を組もうとがんばってみたが、なかなか難しい

鍋が小さいのだ

安定させようとすると、薪を入れるスペースができない

しばらくがんばってみたが、あきらめて土を盛り上げて乗せた


土が乾いて崩れたり、煙がこもって目を開けているのが辛くなったりとハプニングもあったがとにかく完成

薪の残りを削って箸を作った


いただきます





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