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陰陽師の憂い  作者: 高木 圭
三章 発見
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53話 なつかしさ

「それではまた来ます。」


「いろいろお世話になりました。ありがとうございました。」


「もう行っちゃうの?嫌だよちゃんとヒューイが覚えるまで居てくれなきゃ!」


「次に来るまでにはちゃんとケイさんぐらい扱えるようになって見せます。」


「ちゃんと来なさいよ!待っててあげるんだから!」


「「「それではお気を付けて。」」」


手を振り笑顔で村を後にする。

一部を除きあっさりとした別れ。ここでは死別以外に分かれる事がないだろうに、随分あっさりしたものだった。


死別以外の別れだったからこそのものだろうか。

次にまた会える。その思いがあるからこその。


この村の事に思いを馳せながら、ミレイのいる村を思い出す。


みんなは元気だろうか?

ミレイはもっとチカラを扱えているんだろうな。 どんな事ができる様になっているだろう?

ミリヤさんはどうしているだろう。元気になってるかな?ミレイに教わっているのだろうか。

ガズはヤンチャしていないだろうか。 火が得意そうだったから、事故でも起こしていないといいのだが。


これも里心なんだろうか。


2・3日で帰ると言っておきながら、随分と日にちが経ってしまっている。

心配させちゃったかな。

心配してくれているだろうか・・・


これで忘れられていたらどうしよう。あまりにも悲しすぎる・・・


少しだけ足の運びが速くなった。



*****



ミーシャのいる村を出て3日目。

平坦に背の高い草が生えていえる草原。山の膨らみは随分内側に引っ込んでいる。

その先、一部山の膨らみと共に森が張り出している所があり、その(たもと)に家が建っていた。


今度の村は5件の家しかない。随分と小さな村だ。


しかし、何故あんな森の脇にあるのだろう?

あれでは森の動物に村が襲われたりはしないのだろうか。


風が暖かい。




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