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陰陽師の憂い  作者: 高木 圭
二章 出会い
27/89

25話 結局上から目線じゃね?

ミレイに会いに行く。

約束通り一緒に狩をするために。


「おはようミレイ。今日も綺麗だね。」


丁度家から出てきたミレイに、いきなりな言葉をかける。

おー、真っ赤だ。


「お、おはようございます・・・」

(うつむ)きながら答えるミレイ。


「ここら辺だと、水場って何処にあるの?」


「少し行った所に川があるんですよ。これから顔を洗いに行くんですが、一緒に行きます?」


「ええ。一緒に行きましょう。」



昨日いろいろ考えた。

結果、やはり人として関わって行きたいと思う。

同じ人、同じような生活をする人として。


一緒に歩む仲間でいたい。


誰かの助けになれる。

役に立てる。

居る意味を見出(みいだ)せる。


知るものの傲慢かもしれないとも思うが、役に立てると思う。


この世界の人間社会を発展させる。

人がより住みやすい世界に変えてやる。


その思いが、見るもの全てを輝かせているのだ。


・・・そうでなくてもミレイは綺麗だと思うけどね。


・・・ミレイに対する下心では無いと信じている・・・



*****



「結構近くだね。これなら便利だ。」


「はい。ケイさんは何か川に用があったんですか?」


「いや?単純に近くにあるのかなって知りたかっただけだよ。」


「そうですか、では行ってきますね。」


川の向こうは草原になっている。何が居るんだろ。ちょっと楽しみだ。


先ずは森での狩り。森のほうが食べ物多いからね。楽しみは先延ばし。



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