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陰陽師の憂い  作者: 高木 圭
一章 新しい生活
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12話 毛皮っていいな

本格的に毛皮の手入れを始めた

当たり前なのだろうが、ただ燻すだけでは着る気になれなかった


PCで調べて実践


中性洗剤で洗ってミョウバンと食塩を溶かした水につける。防腐効果

あと油を染み込ませてから、霧吹きで水気をつけて揉みしだいて乾燥の繰り返し


獣臭さも取れていい感じになってきた


やっぱり全身熊一色でいくべきか?

おそらく今は春先。これから暖かくなる。そんなの着ていた日には・・・・

秋まで放置だな


代わりにもうひとつのほうを加工する事にしよう


灰色と緑の縞々


趣味は疑われてもしょうがないものになるだろう

だが毛は少なめでしなやかな感じがして気持ちいい


着るならこちらだな


しかしまぁ・・・きり方が悪かったな。服にするには形が悪い

短パンと靴くらいだな

しかし毛皮の短パンを穿いているのに上はシャツ


おかしいね


短パンの分を残してまず靴を作ろう

5枚ほどの皮を重ねて底として、それと足を包むように皮を整える

底はズレないようにしっかりと縫いとめる。縫いとめる紐の端は人差し指の両脇を通るように外に出して結ぶ。あとは切れているところを縫い留めながら足首で縛って完成

かなりしなやかで足裏に馴染み、足音も立てない

難点は毎回紐で縛らなければいけない事か


近場での作業には下駄を作っておこう


もっと毛皮が欲しいな

ここでは動物愛護も何も無いだろう


あと、布ってどうやって作るんだろう・・・

地道すぎる作業になるかな?


あと調味料も探しておきたいな

岩塩だけは発見した

これは。。。火山による隆起でここは山になったのか?だとしたら非常に心配だ

死火山になっていることを切に願う



この世界に来て、開放されていることを感じる


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