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陰陽師の憂い  作者: 高木 圭
一章 新しい生活
12/89

11話 お肉はいいね

(しばら)くは付近の探索をすることにした

水場の確認・確保は必須だろう


あと家の山側の土地を畑として、見慣れない植物を移植して観察することにした

周りには落とし穴。荒らされても困るし、落ちたものを捕獲できれば面白い

かなり深めに掘ったことが幸いして粘土質を発見。これで焼き物が出来る


焼き物にあう質の見分け方など知らないが、やってみれば分かると試して見たらいけそうだ

火加減が悪かったのかうまくは焼けなかったのだが、いけそうな感触はあった。表面が硬くなって水は染み込まない。それだけで十分

後はちゃんと中まで火が通って焼き切れれば十分使える


周りを探索していると、ちょっと離れたところに小さな川を発見。(さかのぼ)って行くと小さいながらも泉があった


ちょっと迷ったが家の近くにため池を作ることを決めた

家よりはちょっと小さい程度の範囲の穴を掘る。深さは腰くらい

それを粘土質で覆って中に薪をつめる


着火


・・・山火事になるかと思った・・・

火って怖いね


風と水を操って火事にならないようにがんばっていたが、途中で断念して消化

表面だけでも軽くでも焼けていればいいや

ここに泉から水を引く

通り道もがんばって粘土質を焼いておく

小さな泉からの恵み。地面に染み込ませたらもったいない

どこで影響が出るか分からないからね~


炭は浄化作用があったはずだからそのままにして開通

溜まるのにどれくらいかかるんだろ?溜まる前に溢れるであろう水の逃げ道を川に繋げておく

溢れて水浸しは泣ける


随分環境は整ってきたと思う


あと、狩りも出来た

熊とよく分からないもの。どちらも肉食だろう

草食動物は逃げ足が速い。見つけるのも大変だが、狩るのはもっと大変だったのだ

その点肉食はいいね。逃げない。襲い掛かってきてくれる


山の頂上目指して登っている時に熊に出くわした

後ろ足で立って威嚇してくる。この間がありがたかった

いきなり法を使って首を切り落とした。楽勝である

問題は。。。どうやって持ち帰るかだ。只管(ひたすら)重い!


頭だけ持って、後は空間転移で家まで運ぶ

山登りは中止である。


解体作業も大変だった。とにかく大きい

皮を()いで、肉を部位ごとに切り分ける


そして全て燻製

燻製には家の中でやった・・・

当然布団は非難。他も出来るだけ非難させた

燻製小屋を作ろう。毎回こんなことをしていたのではたまらん。においも染み付いちゃうし!

さらば木の香り・・・


もう一匹は灰色と緑の縞々の動物だった。猫科かな?

後ろから襲われた。

踏み切りの音で気づいたのだ。これぞ間一髪!

避けたのはいいが、動きが速い。すぐに襲い掛かられるところに刀一閃。

避けられるが、にらみ合い状態。体制を立て直す


のどが渇く


が、にらみ合い状態になれば簡単。風で切っておしまいだ

野生の勘も何も無い。逃げようが無いのだから


肩から腰に掛けて切ってしまったので毛皮としては残念な感じだ

肉はこちらのほうが美味しかった


本来熊の肉は寄生虫とかでマジで死ぬ危険があるらしいですが、作品の中では無視します

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