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エンジェルタイム〜恋天使伝説〜  作者: トーヤ


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5/5

運命~胡桃~

かなり前に書いたものですが、

データが出て来たので、

手直しして投稿していきます。

パタン。


ドアの閉まる音がして胡桃(くるみ)は目が覚めた。


なんだかとても長い夢を見てたみたい。

すごく悲しくてだけど、心が一生懸命で自分が素敵だなって思えるそんな夢。


夢!?って私いつから寝てたの?


胡桃は頭の中を整理した。


確かチョコレート作って、公園に行って…おばあさんと話してて…いつ戻ってきたんだっけ?


あれ?公園も夢!?

どこからどこまでがホント!?


胡桃は首を傾げ、部屋をくるっと見回した。

机の上には、ちゃんと作ったチョコレートが置いてある。

一生懸命ラッピングも頑張ったんだよ。


でも何がホントでもいい。

夢でもいい。


自分が勇気を出せた分、行動できた分だけホントが増えていく。

ううん、増やしていける。


そんな風に思える自分が素敵に変わっていける気がして、胡桃は嬉しかった。

だって、心が暖かいもん。



運命の2月14日。


今朝は誰よりも早く学校に来て、保科(ほしな)の下駄箱に手紙を入れた胡桃…。


ドキドキしながら、学校の屋上で保科を待っている胡桃。


もうすぐ…きっともうすぐ…。



ふいに、屋上のドアがギィーっと重たそうな音を立てながら開き、保科が姿を見せた。


12時の鐘が鳴り始める。


胡桃はありったけの勇気を込めて告げた。


「ずっと1年の時から好きでした」


チョコを差し出す胡桃。

驚いた後に笑顔で、チョコを受け取る保科。


「僕も好きです。俺と付き合ってください」


はい、と頷き嬉しそうに笑う胡桃。


今、2人の運命は回り出した。





さぁ、恋をしてるお嬢さんたち、心が迷った時は公園においでよ。


おばあさんに会えるかもしれないよ?


素敵なお話を聞かせてあげようね。


だって、おばあさんは『人間と元天使のハーフ』なんだから…ね?


みんなに素敵な恋をしてほしいって思ってるんだから、ねっ?

一歩踏み出してごらんよ。



Fin

最後まで最後までお付き合いありがとうございました。

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