国語準備室の秋から冬にかけて
これはある一人の初老の教師と、麗しくも孤独な女子高生が、様々な詩を通し、互いの心が触れ合っていく様を、赤裸々なほど写実的に描いた物語である。
……などという堅苦しい話ではなく、しょぼくれた国語教師の私が、詩を通して教え子に日夜振り回される秋から冬にかけての日常の1ページをまとめたものだ。
先に言っておくと、子供ほど年が離れている彼女と私の間に、結局浮いた話はなかったし、これといった事件も起こらなかった……と思う。
それでもこの一年は私にとって生涯忘れ得ぬものであり、そしてこの防備録のような話に少しでも共感してもらえたら幸いである。
……などという堅苦しい話ではなく、しょぼくれた国語教師の私が、詩を通して教え子に日夜振り回される秋から冬にかけての日常の1ページをまとめたものだ。
先に言っておくと、子供ほど年が離れている彼女と私の間に、結局浮いた話はなかったし、これといった事件も起こらなかった……と思う。
それでもこの一年は私にとって生涯忘れ得ぬものであり、そしてこの防備録のような話に少しでも共感してもらえたら幸いである。
第一偏 山のあなたまで何マイル?
2019/03/12 20:47
第二偏 限りなく海と空に近いブルー
2019/03/13 23:10
第三篇 ブランコを揺らす手
2019/03/15 23:24
第四篇 竜田川を待ちながら
2019/03/23 17:40
第五篇 暁の決死圏
2019/03/25 22:16
番外篇 谷畑ちなみの場合は
2019/03/26 20:45
第六篇 自由という名の暴走列車
2019/04/01 22:27
第七篇(最終篇) 寂しさの無い国よこんにちは
2019/04/03 22:29
篇余り
2019/04/03 22:34