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プロローグ2

投稿が遅れてすいません

投稿頑張って早くします。

 

 洗礼を終えてから数日がたった。

 あの日から神父に言われた事が頭から離れない。

 俺の魔力量は平民だとすごいけど貴族からしたら底辺の魔力量しかない、よって学園に入る事は出来るけど金が必要だと。

 学園に入るには金貨3枚が必要でこれは、平民が金貨を稼ぐには10年近い年月が必要と言われている事から単純計算で金貨3枚を稼ぐのに30年掛かる事になる。

 つまり俺が学園に入る事は無理という事になる。

 終わった、俺の学園生活が始まる前に終わった。

 最初はお金くらい何とかなると思っていた。

 異世界ものでよくある前世の知識を使った発明や冒険者になりお金を稼ぐなどのプランを考えていたが、考えがあまかった。

 そもそも、俺が暮らしている現環境で知識を活かせる機会がまずない。

 なんせ俺の家は農家だ。

 俺に農業の知識などない。

 ならば冒険者だと思ったがこの国には冒険者などいない。

 冒険者になるには外国に行く必要がある。

 子供の体である今の俺には、そもそも冒険者などなれない。

 完全に積んだ。

 いきなり人生ハードモードよ・・・。

 

 「アレン君、ご飯出来たわよ」

 「うん、今行くよママ」

 

 昼間には珍しく親父が食卓についていた。

 この時間帯は畑で作業しているはずなのに何かあったのか。

 

 「パパどうしたの?この時間に居るのは珍しいね」

 「そうだな。本当は畑の面倒を見たかったが、なんでも神父様が昼時に来られるようで作業を中断して戻って来たんだ」

 「えっ?神父様が来るの?」

 「うん、なんでもそうらしい昼前に神父様から手紙が届いたらしくママが教えてくれたんだ」

 「さっき届いた手紙に今から伺いますって書いてあったの?」

 

 俺は疑問に思った、なぜ昼前に届いた手紙なのに今から行くって書いてあるんだ普通だと何日か前に届くだろ。

 

 「イヤ、手紙自体は5日前に出されていて届いたのが今日の昼って事だな」

 「手紙届くの遅くない?」

 「まぁこの町は田舎だからな手紙が届くだけましって思わないとな」

 

 マジかどんだけ田舎なんだよこの町は。

 そういえばこの国の名前も俺は知らなかった。

 今度聞いてみるか。

 でも、どうして神父が来るんだ。

 洗礼の時に伝え忘れでもあったのか。

 

 食事を終え小一時間くらい経った頃に神父が到着した。

 神父が到着して早々に大人の話があるからと俺は家から追い出されてしまった。

 俺も話に加えて欲しかったが母さんにダメと言われては従うしかない。

 しばらく木陰で休んでいると、母さんが呼びに来た。

 なんでも俺の意見も聞きたいとの事で、俺も話に加わることになった。

 

 「やぁアレン君、洗礼の時以来だね元気にしていたかな?」

 「はい神父様、元気で過ごさせていただいております」 

 「そうなのかい?先ほどご両親に聞いたが洗礼あとからずっと元気が無いらしいじゃないか?」

 

 知っているならわざわざ聞かなくてもいいだろうに。

 

 「まぁ少し元気がないだけで問題無いですよ、で本日は神父様どうされたんですか?」

 「そうだね単刀直入に言うとアレン君、魔法学園に行く気はあるかな」


 何を言っているんだ、この人は。

 

 「神父様ならわかっているとは思うのですが、学園に入る為のお金を家では用意する事が出来ないのですが」


 そう、家の収入を考えればどんなに頑張ったところで金貨3枚など到底用意できない。

 いや、それは我が家にかぎった事ではない。

 この町の全住民の中で金貨3枚など払える者など誰一人いない。

 

 「それはわかっているよ、だから今回は私が力になってあげようと思ってね」


 力になる?神父が俺の為になぜ。

 そんな事をして神父に何のメリットがある、聖職者だから善行を行うことがあたり前とでも言いたいのか。

 そんな人間はいない。

 何か神父にもメリットがあるんだな。


 「神父様、力になるとどういう事なのでしょうか?」

 「アレン君が学園に入る為のお金を教会が負担するという事だよ」

 「なるほど、それは大変うれしい話なのですが金貨3枚を負担してまで僕を学園へ入れるメリットは教会にはあるのですか?」

 

 俺の言葉を聞いて神父の顔色が明らかに変わったがわかった。

 やはり何かあるんだ。

 

 「ハハッこれは驚きました。私は長い間神父をしてきましたがここまでしっかりした子供を見るのは初めてですよ、もちろん貴族の方も含めてね」

 

 確かにそうかもしれないな5歳の子供がこんなにも言葉を知っていたら驚きだ。

 しかも、俺は平民の子供だから尚更そう思うだろう。

 ちなみに、この世界では教育環境が整ってない。

 平民で生まれればほとんどの場合、親が子供に教育をする。

 親が子供に教育すると言えば当然のように聞こえるが、そうではない。

 平民の子供が通える学校など無いのだから。

 一部の例外を除けば。

 その例外は魔力持ちである事。

 そう、この世界では魔力を持たない者は学問と言う教育を受けれないのだ。

 気が付いたかもしれないが、この世界では平民は成り上がるのが極端に難しい。

 まぁ当然とも言える事かもしれない、貴族からしたら平民はバカの方がコントロールしやすいからな。

 無駄に知識を付けられても迷惑なだけ、平民は平民らしくあれと言う事だ。

 だが、俺は前世の記憶がある。

 故に俺はこの世界では平民であって平民ではない。

 

 「素直に言って教会にはメリットはあるんだ、アレン君」

 「どのようなメリットなのですか?」

 「教会には国から言うわれていることがあってね平民の中から魔力持ちの者がいたら報告するようにと、報告した者から特に魔力量が多い者は国からの恩恵で学園へ入ることが許される」

 

 喉が渇いたのだろうか神父は出されていたお茶を飲み話を続けた。


 「アレン君の魔力量なら学園へ入ることは許されても国からお金の免除を許されるほどの魔力量ではないのですよ、しかし国からしたら魔力持ちは国の戦力成りゆる人材そう簡単には捨てることもできない存在」

 「だから、国はある決まりを作りました」

 「学園に入るお金を用意できない者は、まぁ本人の意思次第ですが教会はその者の身元保証人になり教会がお金を代わりに用意する保証された者は学園を卒業後軍部に入り国は人材の紹介料として教会に寄付金を下さるのです」

 「その寄付金が我々教会の者にとってのメリットになります」

 

 つまりは教会の力を借りると軍人になるしかないということか。

 俺の内に秘めたラブラブ学園生活計画を実行するには教会の力が必要って事か、でも軍人か気分が乗らねぇな。

 何かもう一つくらい学園に入ってもいい動機が欲しいな。

 

 「あっ話は変わるのですが神父様この国の名前ってなんというのでしょう?」

 「アレン君はこの国の名前を知らなかったかね?」

 「はい、お恥ずかしながら」

 「この国の名前エルエ・オーグラン王国、国王ガイイル・ド・ヴィリタール様が納める国だよ」

 

 ん!今この神父なって言った?

 エルエ・オーグラン王国だって、しかも国王ガイイル・ド・ヴィリタールだと。

 うそだろ。

 それじゃ「愛おしい君は永遠」の世界なのか、いや流石にそれはないだろう偶然だろ。

 

 「神父様オーグラン王国の王子様のお名前はわかりますか?」

 「そういえば、アレン君と同じ歳だったな王子はオーグラン王国第一王子キルア・ド・ヴィリタール様だよ」

 

 えっ今キルアってキルア様だと、ならやはり「愛おしい君は永遠」の世界なのか。

 マジかやべぇ、しかも同い年だって事は俺が大好きな公爵令嬢に出合えるのかやべぇすごく学園に行きてぇ。

 でも強制で軍人か、前世では喧嘩もしたことがなかったからな戦うとなると不安だ。

 だが学園に行くメリットがでかい、公爵令嬢に会えるのが嬉しすぎる。

 

 「神父様、学園に入れるのは大変嬉しいのですが僕みたいな平民に軍人は務まるのでしょうか?」

 「アレン君の不安はもっともだね、確かに平民の家庭に育った者にとって戦いそのものが馴染みのないからね」

 

 神父の言葉を聞いて沈黙していた両親が口を動かした。

 

 「アレンはしっかりしているから学園に入る事は、パパは不安じゃないけど軍人になるのは心配だ」

 「ママは学園に入る事もそうだけど軍人になる事も反対です、アレン君はこの町で平和に住んでいてほしいのでもそれじゃアレン君の為にならないからという事になってね」

 「だからパパとママと神父様で話あってアレンの好きなようにさせようって結論になったんだ、だからアレンはどうしたい?」


 珍しく両親の真面目な顔を見たな。

 しかし、5歳の子供にこんな大事な事を決めさせていいのか。

 まぁ俺からしたらありがたいが、前世の親だと有り得ないな高校までは親の言う事は聞けって感じだったしな。

 これが世界が違うからこそ起こることなんだろうな。

 俺が決めていいかぁ、悩むな学園には行きたいでも軍人は不安だしな。

 

 「神父様に聞きたいのですが、この国は戦争などは頻繁にあるんですか?」

 「うーんそうだねぁこの国は何十年も戦争をしてないよ、隣国との関係はうまくいっているからね戦争なんて早々起きるものじゃないよ」


 なるほど、なら戦うことが無いなら軍人もありかもな。

 

 「パパ、ママ僕決めたよ学園に行きたい」


 俺の言葉を聞いた両親が険しい表情になったと思ったら、お互いに顔を合わせ頷くと俺に向きなおり少し悲しそうな笑顔を見せた。

 

 「パパとママは少し寂しいけどアレンがそれを望むのならパパとママは賛成するよ」


 何だか親にこんな顔をされると少しだけ罪悪感が沸くな。

 でも、ずっと会えなくなるわけでもないしもっと気楽に考えるか。

 たしかゲームの設定だと学園には3年間通うはずだったよな、ゲームではストーリー上1年生での1年間の物語しか描かれていなかったから本当に3年間通うのか記憶があいまいだ。

 ここは神父に確認をとっておいた方が無難か。

 

 「神父様、学園についてお聞きしたいのですけど?」

 「うん!なんだね?」

 「学園には何年間通うのですか?」

 「あぁ~学園について説明をしていなかったね、学園は15歳から入りそこから3年間通う事になる」

 

 やはり3年間であっていたな、15歳から学園に行けるのか今から10年後か楽しみだぜ。

 

 「ちなみに、学園は全寮制なので家に帰れるのは年末の休みのみになっているからね」

 「年末の休みはどのくらいの期間があるのですか?」

 「たしか20日間あったはずだよ」

 

 なるほど以外に休みは長いんだな、こういう所はゲームではわからなかったからな。

 ゲームの設定資料集でも学園についてはあまり書いて無かったからな、学園の細かい事は実際に学園に行ってみないとわからんだろうな。

 

 「他に質問などあるかねアレン君?」

 

 今のところは特にないな。

 

 「そうですね、今のところはないですね」

 「そうかね?また聞きたい事があったらいつでも聞いてくれいいからね」

 「はい、ありがとうございます神父様」

 

 

 話をまとめると。

 神父との話し合いが終わり、俺は教会の援助で学園に無事に行けることになった。

 まさか学園に行けるとは。

 正直なところ学園に行くことは、諦めていたからな。

 こうなると魔法について今の内から勉強しておくかな。

 たしかゲームの設定だと、魔法の系統は火・水・土・風・癒・光(闇)の6系統あったはず。

 闇があるなら7系統じゃないかと思うが光と闇は同系統で光が使えるなら闇も同時に扱える事になる。

 だから光と闇は一緒にされ、魔法は6系統に分類される。

 この中で癒の系統魔法は貴重で、使える者は千人に一人と言われている。

 ちなみに、ゲームのヒロインはこの貴重な癒の魔法が使える。

 この魔法がきっかけで攻略キャラ達との関係が親密になっていく。

 さて、ここから問題になるのは俺の魔法適正がどの系統なのかだ。

 火・水・土・風は魔法の中で攻撃性がある系統で戦闘の際では前衛にあたり、癒・光(闇)は後衛にあたる。

 後衛での癒の魔法は重宝されるが、光(闇)の魔法はそれほど重要ではない理由は簡単で光(闇)魔法は基本的に周りを明るくしたり暗くしたりする魔法だ。

 ようは、戦闘ではただの目くらましぐらいにしかならないという事だ。

 このせいで光(闇)の魔法の適正をある者を貴族では軽視する傾向にある。

 まぁ光(闇)の魔法に適正をもつ者は極端に少ない。

 どれだけ少ないと言うと癒の魔法を使える者より少ない、希少性で言えば光(闇)の魔法は一番だと言える。

 出来れば魔法の訓練を始めたいが、俺は魔法に関する知識はゲーム内で説明されている事しか知らないからな。

 さて、どうしたものか。

 明日、教会にでも行って神父にでも相談するか。

 

もう一度言います

次はもっと早く投稿したい。

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