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批判そのものを防ぐ事は無理だと思うのです

ネット上の様々なコミュニティーって、匿名で参加出来るからこそ、利用者が多いと思います。

少なくとも私は匿名だからこそ、この「なろう」で執筆活動をしています。

本名なんて出せません。

エッセイではおっぱいを連呼していたり、政治について語っていますから。

一般人にとっては、匿名だからこそ本心だったり、妄想を披露出来ると思うのです。


もしも本名を登録しないとアカウントを作れないのなら、私は多分「なろう」を使っていません。

いくら利用者数が最大でも、感想や評価が付きやすくても、匿名で使える他のサイトを利用していた筈です。

皆さんは如何でしょう?

本名でも今と同じ活動を出来ますか?


そして、匿名で意見を表明出来る環境だからこそ、容赦無い批判や悪意ある中傷が為されるのだと思います。

ネットだから普段では言えない事も言えたりしますよね。

言葉も汚くなりがち、断定や決めつけとなりがちです。

本名を出さねば活動出来ない場であれば、傍から見て眉を顰める行為には自制が促されるでしょう。

違いますかね?


何というか、物事には代償が付き物だという事ではないでしょうか。

自由(匿名)で活発(利用者が多い)な創作の場が欲しければ、批判や中傷からは免れ得ない。

批判や中傷が嫌ならば、利用者が限定されているか、顔の見える人しかいないコミュニティーを探すしか無い気がします。

利用者が多くなれば成る程、色んな人が集まってくるのは道理です。

攻撃的な人もいるでしょうし、被害妄想の強い人もいるかもしれません。

そんな人に出くわすのは嫌でしょうが、そもそもこの「なろう」を選んだのはご自分ですよね?

規約に違反した感想でない限り、どんな感想も禁止する事は出来ないのではないですか?

批判するなというのは傲慢なのではありませんかね?


批判が嫌なら感想欄を閉じるか、お気に入り以外からの感想はブロックするなりすれば良い。

その為の機能を運営者は用意してくれています。

それ以上、何を求めるというのでしょう。

おこがましいのではないですか?


褒める感想しか要らないという思いは十分理解出来ますが、それを見ず知らずの赤の他人に要求するのは虫が良すぎませんかね?

だって、ここは匿名で参加出来る場なのですよ?

リアルの友人にはとても言えない様な性癖、例えばロリコン的な願望とかを隠す事なく表現できる場なのですよ?

匿名だからこそ得ている自由なのだから、匿名故に生じる無遠慮な批判、中傷も受け入れるべきです。

勘違いして欲しくありませんが、批判中傷が来るのは避けられないと言っているだけで、ブロックするな、運営に通報するなと言っているのではありませんからね。


匿名でオープンな場にいるのだから、どんな意見が来るのか分からない。

悪意をばらまく事が目的の人もいるかもしれない。

私生活でのうっ憤を、感想という名の罵詈雑言で晴らしている人もいるかもしれない。

された方は堪ったモノではないですが、だからといってそういう人全てを前もって篩にかける事は出来ません。

これは匿名の気楽さと切り離せない怖さです。

そういう場にいるのに、匿名性の良い面だけを享受したいとはいただけません。


「なろう」が小説投稿サイトの覇者になったのは、作品に対する批判が比較的少なかったからというエッセイを読みました。

勝者になった歴史は理解しましたが、だからと言って今の利用者には関係ありませんよね?

私は創作を始めたのが2年前ですし、それまで創作系のサイトには全く縁が無かった事もあり、「なろう」の歴史なんて正直どうでも良いし興味もありません。

だからと言う訳でも無いでしょうが、作品をこういう場で発表し、批判が来るのが嫌という考え方が理解出来ない。

嫌ならここで発表しなければ良いだけでは?

感想欄を閉じれば良いだけでは?

友人知人にだけ見せていれば良いのでは?


何と言うか、世の中には通り魔的に、遊び感覚で人を殺す人もいますよね?

人を殺してみたかったから、とか、どこまで本当かは分かりませんが、そういう人はいるみたいです。

そういう人に出会うのが本当に怖ければ、家からは一歩も出なければ、とりあえずは大丈夫です。

それでも強盗が入ってきたり、飛行機が墜落したりする危険はありますが、何かを得るには何かを犠牲にしなければならないのです。

通り魔に殺される不安を無くしたければ外出する事は出来ませんし、生活していく為には外に仕事に行かねばなりません。

部屋に引きこもってニート生活も出来ますが、親がいなければ無理でしょう。

仕事は家のパソコンで、買い物はネットでという生活も今なら出来るでしょうが、それにはそれ相応の努力が必要ですよね。


「なろう」も同じで、「なろう」において自由な表現活動(と言っても全くの自由ではなく、規約は存在する)が欲しいなら、同じ「なろう」の規約で許された、読者が作品を批判する自由も同時に甘受せねばならないのでは?

作者は社会的なモラルに反した作品を投稿する事も自由なのに、読者には人としてのモラルを求めるのですか?

ダブルスタンダードではありませんか?


まあ、度を超した批判、人格を否定する言動、唯の中傷もあるでしょうから、そこは区別すべきだとは思いますが。

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