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始まりの時間
私は、この世のすべてが嫌いだ。単純に何が嫌いかというと女の子が!
高校入学式、全ての始まり…。
中学卒業して、仲良かった親友と別れていく。
同じ学校に行くにはそれなりの学力が必要だ、しかし私は頭が悪い。
それも人には言えないほどに!
そんな私にも得意な教科がある。それは、「体育」だ。
つまり、頭は悪いが運動神経は良いということ。
そんなこんなで私はスポーツ専科の高校に進学することにした。
話は戻り、高校入学式…
私の名前は、伊丹康介。普通の高校生です。
地元から上京して、なにも将来のことを考えてなく、私は一般の仕事をして、歳をとって、それで結婚をして、子供が出来て、それで子供が大きくなるまで仕事をして、そんなことを考えている。
普通の主人公です。
入学式もつまらない。
スポーツ専科で一応共学であっても、女の子の人数は、男子学生の三割程度。
でも、女の子のことを私は嫌い。