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正論

 次の日もカッポカッポ(馬の足音)と移動して気がついたら王都についた。

 時刻はすでに昼過ぎだがどうやってここまできたのかあんまり覚えが無く、王都の広い街道を馬車に乗って移動している。


「う~ん。はっ!王都に着いておる!いつのまに!?」


 馬車のなかで幼女がもそもそと動き出すとそんなことを言い出す。

 どうやら今まで寝ていたらしい。

 まあいろいろな都合があって万物は流転しているからなるべく深く考えずに話を進める方が物語の健康によい。

 というわけで宿を探そう。馬車と馬が置けるところ。


「その前に幼女さんの半裸ボンテージを何とかしたほうがいいのじゃないでしょうか」


 馬が言い出す。また喋りやがった。気に食わない。

 俺は舌打ちをした。

 だが言っていることは正論である。俺は正論が大好きだ。

 もっと正論を持ってこい!おかわり!


「テンション高いのう」


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