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聴覚障害者の日常

聴覚障害者の日常 車の運転その2編

作者: ぷかぷか

読話ができる……これは、時としてやっかいなことかもしれない。

聞かせられないようなことが聞こえなくて良かったよ、と言われたことはあるが、その逆バージョンかもしれない。

読めなきゃ良かった……、そんなこともあるんだよね。


ある日、娘と買い物から帰った時のことだ。

国道を走っていたら混みはじめてノロノロ運転したら、信号のない左の道路から右折車に気がついた。ちょっと遅かったんだけど止まったら、その車のオッサンがアタシに向かって怒りながら『クソババ〜〜!バァカ!』と罵倒して右折していった。


オイコラ。


止まって通してやったのにちょいと気づかなかったというだけで罵倒される筋合いはないだろう。

だいたい混雑時にそっちから右折ははた迷惑だろう。

「すいませんね〜〜」「いえいえどうぞ〜〜」ってなことをならわなかったのか、ボケッ(怒)

偉そうに、BMWだかなんだかしらないけど、運転するなッ。

免許返上しろッ。


いきなりキれて怒鳴ったアタシに、助手席に座っていた娘がビックリして、「ええ〜〜ッ?ナニナニ?(泣)」な状態。


そうよね、娘は、オッサンがなにいったかわかんないもんな。

でも、アタシはバッチリ読めましたとも!

ホントに読めなきゃ良かったよ。

慌てる娘をみて、なんとか冷静になり、無事に帰り着きましたが……。

皆さん、運転するときはお互い気持ちよくやりましょうね。

それがマナーですよね。


聴覚障害者だからといって読話ができるわけではありません。また、私もすべての人の口が読めるわけではありません。

読話にはいろんなスキルが必要なんですよ。表情、どんな場面か、今までの経験から近いパターンはないか等を総合して、唇を読むわけなので。

この罵倒シーンはありがちなので私でなくても読めてしまったりするかもしれませんね。

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