表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫とわたしと時々おとん  作者: 詩織
12/15

白昼夢





朝の色が心地よい


夕べの雨を溶かしたような


少し曲がった裏通り。


人がやっとすれ違うことができる狭い路地


周囲の建物が高いせいで暗い路地




「ニャ………ォン♪」



「猫…」





町猫に誘われるように坂を登る。




小高いと思った坂道がキツい


日頃の運動不足が恨めしい…





荒くなる息、


重くなる脚、


したたる汗、





ふり返る猫。






荒い息、


重い脚、


乾いた汗、





ふり返る猫。














(もお、ダメだー)







「ほニャー♪」





鳴く猫。












___景色が一変する。










青く輝く山々


澄んだ湖を望む静かな道に



初夏の爽やかな風が吹き抜けてゆく。















白いボイルのカーテンが風に揺れる。



木漏れ日の光が肌を丈夫そうに染める。




いつのまにか眠っていたようだ





家の猫が鳴く。




「(おきた)あ~♪」





挿絵(By みてみん)




少し厚みのある箱に、ポストカードなどを入れました。



「眠ってる女の子の見てる夢」そんな感じに見えると嬉しいな。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ