森で練習だ
〜それから3年後〜
「おかーさーん、森に遊びに行ってくる」
「怪我しないようにね!」
「うん、わかった!」
〜よっしゃー魔法の練習だーウヘヘ〜
家からちょっと歩いたところにある森に着いた。
「ふぅーやっとついたなぁー、子供の体は体力ねーな」
「さてと、まずは体力作りだな」
ゼロは森の中を駆け回るのであった。
「はぁーはぁー、ん?ここはどこだ?」
〜やらかした!これいわゆる迷子ってやつじゃね?〜
ゼロは迷子になってからも、森を進むのであった。
そして、ちょっと進んだ森の中で何かのうめき声が聞こえた。
「ウーウー」
「魔物か?よーし魔法を試すか!」
ゼロは身体中にある魔力を練る
「ここか!おりゃ〜!!」
ゼロはうめき声の出している主に突撃するのであった。
「あ、えっと、あれ?」
そこにいたのは、緑の長髪白い肌とんがった耳のエルフの少女だった。
「なんだエルフか、って、え、エルフ?」
〜エルフかエルフって世界樹の街に住んでるんじゃなかったっけ?〜
するとエルフの少女が目を覚ました。
「あれ、ここどこれすか〜?ふにゃ〜 ん!!」
「あーえっと、おはようございます?」
「ふっ」
「ふ?」
「フギャー!!」
「ぎゃー!!」
「なな、なんなんですか!あなたは」
「森に入って遊んでたものです。」
これがゼロとエルフの少女の出会いであった。
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