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ウィーク・クリエイター  作者: 二本狐
第二章 ユナイダート王国編
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第八十三話 巫女さんの能力と

 この子の思考回路は、「キスをしたら結婚!」ってことになっているのかな?

 だったら、その偏った知識を、少なくとも僕の保身のために直してあげないとだめだ。

 キスされたというのは別に良い。いつかするものだとも思っていたからね。だから問題はないけど、とにかくこの巫女さんを説教しなくちゃ。

「いい? この世界には男もいっぱいいるから、絶対裸を見られたぐらいでキスはしちゃ駄目だよ」

「は、はい!」

「そもそも普通の男だったら君を襲っちゃうだろうから――」

「夜の魔王化計かきゅふっ!」

 頭を軽く叩く。

「話の腰を折らない。とにかく、男の人に裸を、まあ今回は僕も悪かったところもあるかもしれないけどさ。でも裸を見せたりするのは駄目だよ?」

「で、でもフミフミさんにはもう……」

「……僕には見せてもいいけどさ」

 あんまり見ようとは思わないけど。そういうラブコメ的な展開はさ、今のところ僕に超依存しているピミュさんだけでお腹いっぱいなんだよね。

 そういえば、ピミュさん大丈夫かな?

 ピミュさんってまだ精神的に安定してないから、下手したらヤンデレになってしまいそう。

 ……常に死がつきまとうこの世界、本当に怖いや。早く戻らないと。

「さて、と。僕はそろそろ行こうと思うけど、巫女さんはどうする?」

「どうする、って……もしかしてフミフミさんのハーレムに加わるということですか!? お約束ですね! キスしましたからね! 後は身体を絡ませてハラミにさせられるんですね!!」

 やきとりにするつもりはないんだけど。

 というか巫女なのに神聖の『し』の字も見当たらないのはある意味すごいかも。皮肉たっぷりに言えるぐらいに。

「ハーレム云々とかじゃなくて、僕と一緒にここから出る?」

 巫女さんは話していた感じ、ずっとこの塔にいるわけで、僕としては外の世界を見て欲しいと思ったから、こんな言葉を投げかけてみたわけで、それ以上も以下の意味もない。本当に軽い感じで訊いてみた。

 だから、

「……え?」

 巫女さんの焦った表情を見たかったわけじゃない。

 ほんの数秒前まで嬉々として動かしていた口がピタリと止まった巫女さんは、後退ってぽすんと低反発の可愛らしい椅子に座ると、瞳を揺らしながら僕を見つめてくる。

「ええっと、フミフミさん、どういうことですか? わたしには理解できないですよ?」

 さっきまでの元気はなく、かなり動揺していた。

 それに、『理解できない』と巫女さんは言う。

「文字通り、言葉通りの意味なんだけど……」

「だってわたしがここを出たら、これからの予定は全部狂っちゃうんですよ? ほ、ほら! わたしの巫女としての力をアテにしてくる人がいて、その人達を助けて、えーっと、その、それで、それで……それでこれが女神フォルチュナー様が直接産み落とした理由なんです! 神官さんが言ってたのでそうなんですよ!」

 神官が言ったことを、全部鵜呑みにしている。

 まあ巫女の力を頼りにしているという点はきっとあっているんだろうね。でも、女神フォルチュナーが産み落としたというところ。ここは絶対嘘だ。こんなの、さっき塔の下で見かけた子供に訊いてもわかるぐらいあからさまな嘘だ。

 でも、この子の揺れながらも純真無垢な瞳……無垢じゃないかもしれないけど、まっすぐな眼差しからは、今言っていたことを全部信じているようにしか思えない。

「そういえば、巫女さんの能力って?」

「はい! 『予言』と『転移』です!」

 どっちもかなり重宝される能力だよ、これ。予言はまだしも、転移は今のところ大規模な魔法陣とかなりの魔力がないとできないのに、この巫女さんは一人でできるっぽい。だからこの塔の人、もしくは巫女さんを管理している人は独占しておきたい、ってことか。

 巫女さんの性格とこの塔の歪んだ環境を知ったからには、あんまり心穏やかってわけには行かないけど……でも、だからといって僕がどうこうできるような問題じゃない。

 こういう問題は勇者がやるべきことなんだ。ヒノキの棒とクリエイトしか使えない僕がやる事案じゃない。

 だから。

「そっか。だったら仕方ない」

 なんて言って見限るしかない。

 拒否するなら、それに残るという選択肢をするなら、僕はそれ以上誘ったりとかしない。

「だったら僕はそろそろ行くよ。待たせてる人もいるし」

 そう言って高いところにある窓がある壁まで近づく。どこか牢獄じみているなぁ、ここ。さっきまでいた僕が言うのだから間違いない。

 右手にヒノキの棒を召喚すると、トンッと壁を叩く。

「【クリエイト】」

 そう唱えた瞬間、トンネルの入口みたいに穴が開いた。

 外はすでに夕日で真っ赤に染まっている。でも日が沈んでいないなら大丈夫だ。

 あとは適当に布でも拝借してグラインダーみたいなものでも作ろうと思った時、脇腹をつんつんと突っつかれた。

「……なに? 今びっくりして落ちそうになったんだけど」

「えっと、えっと! フミフミさん、はどちらに向かわれるのですか?」

「んー……と、あそこかな」

 セセトト山が見える方向を見据えながら街を見下ろして、山から一番近い門のあたりを指さす。

「そ、それでしたらハーレムの一員になった私の力使ってあそこに行きますか?」

「……はっ?」

 素で変な言葉が漏れた。ハーレムという言葉に反応したわけじゃなくて、力っていうところに。 巫女さんの力って……あ。

「転移のことか」

「そうです! わたし、送れるんですよ! なので、ぜひぜひ!」

「まあ、うん。なら……」

 曖昧に頷くと出会った時と同じように嬉々として僕の手を握った。

「さっきのところからちょっと離れたところにお願いするよ」

「わかりました!」

「あと、ハーレムハーレム言ってるけど、僕は夜の魔王になるつもり無いから」

「またまた~! フミフミさんは冗談がうまいですね! この魔王野郎♪」

「そもそもハーレム要員がいないんだけど……」

 確かに僕のことを何故か好きな人はいたりするけどさ。認めないけど。

「もしハーレム要員とかまだ言うんだったら……巫女さんが一人目だね」

「ひゃっふぅ! 正妻ですね!! 知ってますよ! 夜の魔王であるフミフミさんの寵愛を一番受けられる立場で、この正妻の座を巡って他の女と血みどろの戦いが行われるんですよね!」

「うん、後半間違ってる」

 てか、その偏った知識は一体どこから手に入れるんだろ。

「私は激おこプンプン丸になりながらも男同士の絡みをフミフミさんと語り合うんですね!」

「うん、やっぱり後半違う。あと、そろそろもうお願い」

「……はい」

 いきなりしおらしくなったんだけど、この子。

 もともと握られている手に力が入ると同時に、僕の目を覗きこんでくる。

「また、会えますから」

「こういう時って、また会えるか聞かれるもんだと思ってたけど、確定なんだ?」

「はい。私の第十感が轟き叫んでます」

「怖いっ!? あと、どれだけ感覚持ってるのさ……?」

「……えっと、『予知』と『転移』と『直感』と『女の第六感』というものと、『直下型地震』です」

「最後だけものすごい……」

 この子の感性は、あれだね。桜さんと似通ってて疲れる。

 まあ、いいけどさ。

「さて、じゃあまた会えるなら、あおっか」

「はい! ……近いうちに会えますよ!」

「そりゃ、楽しみ」

「では、さよならです!!」

 巫女さんがそういった瞬間、僕は光に包まれた。




 ◆




 光が一瞬で霧散したかと思うと、いつの間にか平原にいた。

 街中でもなく、牢獄の中でもましてや塔の中でもない。

「きゃっ!」

「ウヌッ!?」

「あ、おかえりー」

「うさっ!? うささ!!」

 僕のなか……信用できる人達のところに、戻ってきた。

「おかえりなさい、フミさん!」

 ぎゅっと抱きついてきたピミュさんを受け止めて、後頭部をなんとなく掻く。

「ごめんね、ちょっと遅くなったかも」

「そうだね~、文君、ちょっとおそかったよー! 数時間でもピミュさん結構真っ青になってたのに……。あと一日経ってたらピミュさん、絶対ボクに街にいかせてたよ……」

 珍しくウィズが弱気になってる……ピミュさん、一体なにやったんだろ……? 少なくとも「スンスン……女の子の臭いがします……!」とかやってるから、ヤンデレに目覚めつつあるのは間違いないと思う。

「それ、ピミュさんの匂いだから」

 ヤンデレへの対処の基本は真顔で嘘を言うこと。これに限るってなんかの本で読んだ気が……ああ、牢獄で読んだんだ。

「ウヌゥ……ピミュ殿でなくとも、少なくとも二日経過していたのだ。吾輩の筋肉も待ちわびて勝手に歩き出していたかもしれぬぞぃ」

「なに、自分の意志じゃなくて筋肉の意志なの?」

 それ、きっとどこか病気だから治療してもらったほうが良いよ。

「吾輩の筋肉は吾輩よりも強いのだ!」

「筋肉とフェンが切り離して考えているんだけど、どう対処しようピミュさん?」

「うぅ~……ふぇぇ!? な、何ですか!?」

「……ピミュさん、とりあえずそろそろ離れて」

 暑いし熱い。

 グッと肩を持って離すと名残惜しそうな目を向けられた。

「ピミュさん、とりあえず疲れたから後にしてよ。膝枕でもなんでもしてあげるからさ」

「ふぇぇ! 本当ですか!!」

 名残惜しそうな顔から一変、満面の笑みを浮かべてぽわぽわし始めた。

 ……嫌な予感が外れますように。

「さて、と。じゃあ待たせたけど、セセトト山に行こっか? それとももう夕暮れも近いしここで野宿する?」

 そう提案すると、ぽわぽわっとしているピミュさん以外の二人が不思議そうな表情をして顔を見合わせた。そして僕をもう一度見ると、苦笑を浮かべる。

「文君、疲れてるんだね!」

「ウヌッ。きっとフミ殿のことだ。街でなにかとあったのだろうぞ」

「いや、まあいろいろあったけどさ」

 牢獄からの脱出とか、変な塔を登ったらこれまた変な巫女さんと出会ったとかさ。

 うん、今思い起こしたら本当に疲れることしかしてない。

 でも、二人の態度とどう繋がるのか全く見えてこない。

 そう思っていると、ウィズとフェンは同時に口を開いた。

「「まだお昼前だよ」」

 その発言に、僕は驚いて真上を見上げた。




 ◆



 所戻って、塔の最上階。

 文に『巫女さん』と呼ばれていた少女は、文を見送った状態でぼんやりと佇んでいた。

 胸の鼓動がいつもより速い。

 さっき文に触れた唇の感触がいまだに残っている。

 握っていた手のひらから伝わる男らしさ胸をじんと熱くする。

 最後に転移で送った時に感じた胸の痛みが、後悔でじくじくと痛む。

 この感覚が〝恋〟だっていうのはすでに本で読んだ通りだと、そして胸の奥から断片的に溢れ出る知識から知っていた。

 だけど、巫女にはやはりやらなくてはいけない事がある。

 それは、人を助けること。

 『転移』と『予知』。この二つを使って、いろんな人を助ける。

 塔の下で住んでいる人はもちろんのこと、この塔にいる神官達も助ける。それが神から生まれ、そしてラズワディリアに送られた使命だと信じているのだ。

「……大丈夫です!」

 誰に言ったわけでもなく独り言を大きな声で呟く。

「また、すぐに会えますから」

 それは、恋をした少女の妄言による言葉。

 ――否。

「私の第八感の『予知』が言っていますから!」

 巫女としての力の一つ、『予知』。

 彼女は近未来の自身に関わること、もしくは自分の周りで起こることを視ることができるのだ。『予知』は二つの種類がある。一つは強く意識したとき。この時は最大でも一日後まで視ることができる。もう一つが突発的で、この場合一週間先まで視ることができるが、前者と違って断片的なものしか見れない。

 今回は後者だった。

 断片的だが、巫女の脳内に吹雪いた景色の中で文が背を向けて立っていた。そこで一瞬途切れ、次には――――

(あれれ? 赤と白? 裸?)

 よくよく思い出してみると、文と会えるビジョン以外には全く興味がなかったせいで、ほとんど覚えていなかった。

 でも、どうせその程度なんだろうと簡単に割り切ると、鼻声を歌い始める。

 ある程度教養があるせいか、無駄に鼻声もレベルが高い。

 ぽっかりあいた穴にあとで『落とし穴。巫女堕ちモノ』なんていう張り紙でも書こうと胸の奥からの囁きにしたがって決めたとき、外からコンコンとノックされた。

「巫女です!」

 さっき名前を言うのを忘れていたを木にしていたのだろうか。今度は言うタイミングが早すぎたせいで、ノックした人が入っていいのか迷っていた。が、数秒後にガチャリと優雅に部屋に無事入ってきた。

「巫女です!」

 何故かもう一度言った。何故だ。

「こんにちは、『時の巫女』さん」

「あ、ティトシェさん!」

 扉から入ってきたのは、この国の女王、ティトシェ=エレンニクス=トハ=ユナイダートだった。

 そんな彼女にトトトッと駆け寄ってふわりと抱きついた。

 が、すぐにハッ! あることを思い出して顔をあげる。

「……わたし、ただの巫女さんじゃなくて、時の巫女さんでしたね!自己紹介ミスってました! うっかりです!!」

「自己紹介……? 誰かここに来られ……え、巫女さん、その壁は一体どうなさったんですか?」

「フミフミさんが作っていきました!」

「フミフミさん……?」

「はい! とてもマッサージが上手くて、優しい方でした!」

「そんな方がいらしてたのですね」

「なのでわたし、ハーレムの正妻になりましたよ! えっへん」

「あらまあ。そうですか」

 ティトシェ、動じない。さすが女王だと言えるだろう。

 いや、顔が少し引きつっているところからみるに、内心動揺しているのだろう。だが、女王という肩書がそれを許さないのか、必死に口端をピクピクさせながら耐えている。

「それにしてもティトシェさん、どうして今日は私のところに来たのですか?」

 巫女がそう質問を投げかけると、フッと息を吐き出して表情を整える。

「いつも私がこの時期になるとこの街によることは承知しておりますね?」

「はい。セセトト山にある秘湯に向かうんですよね! 良いですね~……私も行ってみたいです……」

 無理だけど、だから行ってみたい。

 そんな思いが脳内で夢想する。この時無双していたら何かと戦っており、この場合神官だと思われる。

「あれ? ですけどいつも神官さんとティトシェさんの兵士さんがいると思うのですけど、今日はどうしたんですか? 男と男の熱い友情でも築いているんですか!?」

「そうではありませんよ」

 コホンと一つ咳払いする。

「さて、今回用事は三つあります。一つは、秘湯へ向かう前の挨拶。2つ目は――巫女さん、先ほど転移を使いましたか?」

「……はい」

 しゅんと下を向いた巫女さんに、微笑を浮かべて頭を撫でる。

「別に攻めているわけではありません。ただ、あの魔法は人助けする時もあまり情報を提示せずに行う魔法です。しかも――プラスマイナス数日分の時間を渡らせることができる、なんて知られてしまえば、当然巫女さんの安全が守りづらくなってしまいますから」

「次から気をつけます……」

「はい。それでしたら良いのです」

 先程よりも笑みを深くしてから、「最後です」と切り出す。

「先ほど、神官さんにこのような許可をいただいてきました。『『時の巫女』さんを一緒に秘湯に連れて行って、そして王宮で気分転換させたいのですが、よろしいでしょうか?』、っと。そうしたら快諾していただけましたよ。あとは全部こちらでやっておきます、と」

「え……」

 それは、さきほど文に見せたものと同じ、困惑の色。

「だって、そうしたら……」

「大丈夫です」

 ぎゅっと抱きしめる。と同時に、巫女には見えないように少し厳しい顔になる。

「巫女としての力を、ただ王宮に移すだけですから」

 彼女は、スラスラと()()し(・)て(・)い(・)た(・)()()を吐き出す。

「あなたの力を、私が買います。だから、私の友として、きていただけませんか?」

 こう言わないと、彼女が壊れることは十全に知っている。

 彼女は、物心つく前にこの塔に引き取られてからすでに心が脆くなっていた。そのことを知っていながらもなにもできず、ただ神官の人形となっていた巫女を見ていることしかできなかった。

 しかし、今日。この日。

 神官はいなかった。

 いつもよくわからない儀式を行っている神官が一人もいないというのは、もはや好機でしかなかった。

 女王らしからぬ、と自信を叱咤しながらもこの作戦を決行したのだ。

 故に、巫女に吐くのは彼女を思うが故の嘘ばかり。

 そんな彼女の本意に気づいているのかわからないが、巫女は力なく「わかり、ました」と答えると、二人は巫女が必要な荷物を得意の『転移』で王宮に送り、次に巫女とティトシェも街の外へと転移した。



 ちなみにこの時の巫女は文と秘湯で会えるというヴィジョンが見えたため、消沈モードから廃テンションモードに変わって内心「ヒャッハー!!」となっていたという。

お読みいただきありがとうございます。


 おさらい1:ハーレム要員一人目ゲット?

 おさらい2:巫女は巫女でも時の巫女。

おさらい3 :怪しい儀式をしている人塔の人。

 時間経過に注目に着目してみたりとか塔の出来事について読み返してみると全体像がみえてくると思います、よ。今回三話投稿するだけでかなり時間が空いてしまいましたので、ヒントというかそんな感じです。


 七時に予約投稿しようとスマホで五時ぐらいに触っていたのですが、いつの間にか寝落ちしてましてこんな時間になりました……。

 申し訳ないです。

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