第五十八話 先行投資
僕は案外こういう性分なのかもしれない。
きっと始まりは地球にいた頃からで、中学、ヘタしたら小学校高学年の頃からずっとそうだ。
僕はよく街を歩くと小さい子を見かける。いや、それだと普通か。
迷子になっている小さい子を見かける。
そういう子は……澪とかぶるから絶対に目が離せなくなるんだ。
いや、それは違う、かな。
きっと、僕の過去が起因する。
小さい子には悲しんでもらいたくない。特に、親が良い人ならずっと一緒にいてもらいたい。
心がそう訴えかけてくる。それは、小さい子に僕を重ねて、いわゆる『不幸』だった僕より幸せにならその幸せをしっかり掴んでいてほしいという諦観と嫉妬の二つをグチャグチャに混ぜた望みがそう訴えかける。
きっと、迷子の子を見かけても皆しらんぷりをして、不要だと視界の情報から消し去り、そのまま歩いて行く。それは、自分自身がロリコンだとかそういう不利益を起こすから、というような意見を持つ人もいるだろう。
まあ、僕もその一人だ。
だけど、それ以上にやっぱり昔の記憶が訴えかけてくるんだ。
だから、思い返してみるとファミナちゃんの時もそうだった。
そして――今回も見つけてしまい、目が離せなくなってしまっているんだ。
◆
ここ、レーリスの街に来て一週間。
順調に生活をし、だいぶ安定してきたからそろそろ情報収集でもしようとフラリと街へ出た時、すすり泣きのような声が聞こえてきた。
「おかーさん……どこぉ……」
今度ははっきりと聞こえた。
雑然としている街中で妙に響く声。なんとなくその声の主を探すようにきょろきょろとして――いた。
右往左往とどちらに進もうか涙目で考えている、小さい女の子が。
――――迷子だ。
思わず周りを見渡すと、お母さんらしい人はいない。それに、周りの人も誰も助けようとしない。
まあ、話しかけて拒絶反応されたら傷つくからね。
……しょうがない。
「ねえ君」
「ふぇ? お、おにいちゃ……おにいちゃん、だれ?」
「僕? 困っている人を助ける冒険者だよ」
「ぼうけんしゃ……?」
純粋無垢。心が汚れている僕には耐えられない……というわけじゃないけど、なんか刺さるものがあるなぁ。
それに、今からやろうとしていることも。
「ねえ、君。名前は?」
「なまえ……知らない人に名前を教えたらダメってお母さんが……」
「あっそ。なら君って呼ぶよ」
名前なんて記号。ただ見分けるのにある程度楽だから聞こうと思ったんだけど、まあしょうがないよね。
「ねえ君。君は迷子なんだよね?」
「う……お、おかあさんが……どこかにいっちゃって……。で、でもどこにいるのかわからなくて……」
この子の年は十歳かそこらに見える。なんでお母さんはこの子の手を離したんだろ?
「そ、それでね。ポケットに紙があってね……ここに行きなさいって……でも、この場所がわからなくて」
そう言って手渡された紙をみる。
……………………いや。
おかあさん、これは流石に酷でしょう?
「なんで、四方に区切っただけの紙を渡しているのさ……」
しかもこれ、東西南北がどこかすらわからないんだけど。
「ねえ君。他になにかお母さん言ってなかった?」
「んと、ね。まっすぐいきなさいって」
指を射した方向は中央通、そして南門へと続く方向。地図をもう一回見る。ああ、なるほど。
「ごめん、ちょっと書き込むよ」
アイテムボックスからボールペンを取り出す。
「おにいちゃんすごい! 今どこからとりだしたの!?」
キラキラした目で見つめられた。さっきまでの泣き顔はどこにいったんやらだ。
「この中からだよ」
アイテムボックスを袋の中に展開してその袋をこの子に渡して地図に書き込む。
一つだけ点があるのが、きっと行って欲しい場所。
そしてさっきこの子が指さした方向とお母さんの「まっすぐ行きなさい」という発言。つまり点がある方向が南だ。だからこちらに『S』と書く。
それだけ分かればあとは簡単。反対が北。あとは東西も北と南で合わせて書くだけ。
そして、この点。
中央通りに沿っているから……。
「……とりあえず、場所はわかった」
「ほんとっ!?」
破顔させて僕に抱きついてくる。
「ありがとうお兄ちゃん!」
「お礼を言われるようなことじゃないよ」
「ううん! おかあさんが言ってたよ。『言える時にお礼は言っておきなさい』って。だからありがとうお兄ちゃん!」
「……そう」
変なお母さんだけど、普通なところもあるんだね。
「でもさ。僕は冒険者。なにか見返りを求める人だ」
そう、これは慈善活動じゃない。僕はそんな出来た人間じゃないから。
「君にはなにか見返りとなるものを僕に渡さないといけないんだ」
「え……で、でも」
純粋な瞳からは困惑が読み取れた。まあ、いきなりそう言われても困るだけだ。
……でも。
「今すぐじゃなくても良いよ。名前も分からない君に何が出来るかなんて期待してないから」
「う、うん」
「さあ、行こうか。せっかくだから最後まで付き合ってあげるよ」
この子の手をなるべく優しく掴んで歩き出す。
この絵面、日本だったらアウトだなぁ。
チラリと横を見る。……うわぁ、この子かなり挙動不審になってる。
「ねぇ、君」
「なに、お兄ちゃん?」
「君ってずっとこの街に住んでいるの?」
「うん。お母さんも、おじーちゃんも、そのおばあちゃんもね、ずっとこの街にすんでるの」
「へぇ」
この子の身なり的にきっと平民だ。
ということは、平民は一定の街に生まれたらずっと同じ場所に住み続ける、ってことなのかな?
「この街は好き?」
そう問い掛けると、俯いてとぼとぼと歩き始めた。せかせか歩いてもらえると助かるんだけど。
「わたしは、この街きらい」
「へえ。なんで?」
「……お父さん、いなくなったもん」
「だから嫌い?」
「うん」
お父さんがなんで消えたのか、か。
「それには理由があるかも知れないよ?」
「それでも、わたしはお母さんが泣くから、きらい」
そっか。
この子はお母さんのことが心の底から好きで、その大好きなお母さんを苦しめるお父さんのことが嫌い。そして、お父さんが消えたこの街が嫌い、ってことかな。
まあ、至って子供らしいシンプルな考えだね。
「僕はさ、この街なんてどうでもよいと思ってるよ」
「え……お兄ちゃんはなんでなの?」
「だってさ、僕は昨日この街に来たばかりなんだ。だから、この街には何も感情を持っていない」
明日この街が綺麗さっぱり無くなっても、僕はただ次の街に向かえばいい。そういう心づもりでいるぐらいだ。
「だから、君のその感情は少なくともこの街に何か思い出がある、ということなんだよ。それに、お父さんが消えた街だから嫌い、って言ってたけどさ、その前までは好きだったんだよね?」
「う、うん……」
「じゃあ、その差は? それはただ知っているか知らないかだけの話。君は知ったから嫌いになった。知らなかったら今でもこの街が好きだった。それだけ」
「よく……わかんない」
「そっか」
まあ、少し難しかったかもね。
「さて、じゃあこの難しい話しは僕の最後の言葉で終わらせてあげよう」
目的地のところでこの子に振り返りながら言葉を紡ぐ。
「君の父親は、ウッツ。君のハッピーエンドは君自身が決めるんだ」
そう言って見上げた建物は、一週間前に警備兵と冒険者達が入っていった場所だった。
◆
この地図、ピミュさんの地図よりかは確かに悪い。でも、位置把握だけは簡単だ。だってこれ、目的地だけはかなり正確に書かれているんだから。
でも、場所が問題だ。
さっきここに入っていった人たちは個々の人を『幻術士ウッツ』と読んでいた。ということは、この世界には幻術というものがある、っぽい。
僕的にはあまり関わりたくない事柄だけど。
チラリと隣をみる。
「お兄ちゃん、ここであってるんだよね?」
目を輝かせながらウズウズとしている名無しちゃんが。
これ、ゴーサイン出した瞬間飛び出すタイプだ。
「そうだね。でも、僕といっしょに入るよ」
否定はさせまいとぎゅっと強く握り直すと、軽く微笑んだ。
「ふぁ、ふぁい」
……まだ僕も、『目も笑う』というのはどうも苦手みたい。身を震わされた。
表情筋って難しいからなぁ。
「さて、なにがあるやら」
気分を切り替えるためにポツリと呟くと同時にこの建物の中に一歩踏み込んだ。
「へぇ、中は結構綺麗なんだ」
薄暗くなっているけど、床に埃やゴミは見受けられないし、壁際に並べてあるよくわからない骨とかも何か法則性があるように並べてある。
でも、この子にはあまり性が合わなかったみたいだね。眉を眉間に寄せて僕の手をぎゅっと握ってきた。
「ここ、なんか気持ちわるい」
「そうだね。気持ち悪いね」
両者同意見だ。
でも名無しちゃんや。一応君の父親の住処なんだから。いや、本当に気持ち悪いけどさ。
せっかく家は綺麗なのに、変な香水の匂いはするし、変な音楽は流れているし、一つだけある机の上にはよくわからない金属類がたくさん並べてある。
これを気持ち悪いと表さずにどう表わせと。
「すみませーん」
「……どなたでしょう?」
奥からドタドタとやってきたのは、好印象を受ける青年だった。……いや、こんな変な物を並べている時点でマイナスをぶっちぎってるけどさ。
そんなことお首にも出さずに見つめていると、この人は口元を緩めた。
「いらっしゃいませ。《夢見の館》へようこそ」
最初は僕、次にあの子見て――一瞬眉を上げた。これは正解かな。
でも、それ以上顔に変化はなかった。
なら。
「すみません、先日入ろうとしたのですが、何人かの武芸に卓越していそうな人が入って行ったのをみかけまして今日のこのような時間帯になってしまったのですが、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ。その彼らも大満足で――」
その後の自慢話は適当に聞き流した。
なんだろ、多分ものすごく気持ちがよくなった? ごめん、どうでもいい。
「――ということですので、是非私の百発百中である将来を当ててご覧入れましょう」
「へー。じゃあ早速頼もうかな」
そう答えながらこの人の顔をじっと見つめていると、微かにだけど口角が釣り上がった。
やっぱり、何か狂わせるようなものでもあるんだ。
こっそりとヒノキの棒を後ろに召喚する。
「ああ、一つ言い忘れておりました」
「ん? なに?」
「よく私の魔法が信じられないと逆上してこられるお方がたくさんいます。ですので――」
「魔封じでもしてるの?」
「ッ! どうして――」
「定番だから」
「ハッ?」
「……いや、定番だから知ってるだけだよ?」
真顔で言い続けると、訝しむような顔をしながらも「そうですか……」となんとか理解してもらえた。本当に理解したかはわからないけど。
さて。
でも魔封じは嘘だね。
「この部屋、魔封じしてあるんだね。すごいね、お兄ちゃん!」
「そうだねー」
そんなことしてたらこの青年も魔法使えないし、それに《夢見の魔法》も使えないじゃん。
この香水には思考能力を奪うようなものでもあるのかな?
さっきからずっとマスクしておいてよかったね。
「さてでは……早速始めさせていただきましょう」
机の上から輪っか状になっている一つの金属を持って、僕の方に向けた。
「まずは、貴方の過去から見させていただきます。【ドリーム・ファンタム】!」
「わーい。ドキドキ・ワクワク」
棒読みで読み上げる。多分他の人だったらそういうと思うから。
…………でも、隣から突き刺さるような視線を向けられているのはなんなのだろ?
そうこうしているうちに「ムムムッ!」とか「ほうほう」とか声を上げて、うるさい。
「――……貴方、ご家族との関係は?」
「超良いよ」
「やっぱり……」
はい、アウト。
「それで、父親はとても強くありませんか?」
「そうですそうですー」
「やっぱり。……ご兄弟は?」
「兄と妹合わせて五人兄妹です」
いるわけないじゃん。
「その兄妹ですが……ここ最近とても仲が悪いことが有りませんでしたか?」
「実はそうなんですよ。兄と妹がちょっと喧嘩しちゃって、今一家離散の危機なんですー」
「それはそれは……」
……僕これ知ってるよ。
占いだよ!
「すごい、すごいねお兄ちゃん!」
「ちょっと君は静かにしててね」
頭を撫でながらそう伝えると、この青年に向き直る。
「では、次はこちらの工具を使い、先ほどの結果を元に未来を見て行きたいと――」
「その必要はないよ、嘘つきさん」
クリエイト。
いつものワードを唱えて床から蔦を生やすと青年を巻きとって床に転がした。
「な、なにを……!」
「あんたさ、嘘を吐くならまず僕の嘘を見破らなきゃ。さっきの解答、全部嘘だよ?」
「な、なに!? じゃあ貴方は家族との関係は最悪で! 父親は弱くて! 兄妹仲もそこまで悪くないのですか!」
「そ。それが正解。いや、そもそも僕の家族はこの子ぐらいの時に消えちゃったよ。でも良かったね、君。君はちゃんとお父さんを見つけられたんだから。犯罪者にして幻術士、ウッツとしてだけど」
「ウッツ……確か、おとうさんと同じ名前……」
「う、やっぱりこの子は……私の娘、なの――」
「そういう安っぽいドラマはいらないからさ」
それより、
「ねえ、ウッツ。君の首にはいくら懸かってる?」
「――ッ!? …………60万エルド、ですよ」
「そう」
ほしい、欲しくないといえばほしい。でも、と女の子をみる。
この子にとって父は嫌いな反面、どこか求めていた存在。その存在を僕の手で失くすのは、なんとなくだけど忍びない。
だから。
「ウッツ、あんたには二つの選択肢を授けよう」
トン、とヒノキの棒で床を叩く。
「一つは、僕に捕まってお金と交換されること」
睨みつけるような視線の意味は、無情だと言いたいかのようだ。
残念、赤の他人だったらどこまでも無情になることは可能なんだよ。だって、今すぐにでも冒険者ギルドなり騎士団なりに差し出してやりたいぐらいなんだから。
でも、この子とはある程度知り合いになっちゃったんだから、仕方なくもう一つの選択肢を提示せざるをえない。
「全ての悪行から身を洗って、この子とこの子のお母さんに謝って、この街を出て行く」
「――…………」
息をするのを忘れたかのように、目をひん剥く。
だけど、僕の言葉を噛み砕くかのようにゆっくりと俯いていく。
「どちらにしろ、私はこの街にはいられない……」
「いや、犯罪を犯しているっていうのにこの場所に居るっていうほうがおかしいから。それに、小さな村に行けば事件のこともなにも伝わっていない、0からのスタートも切れるよ」
「そ、それはそうですが――」
「どっちにしても、僕にはメリットが有るんだからさ、決めちゃってよ。前者なら僕にまとまったお金が一気に手に入る。後者ならウッツという協力者を得ることになるからさ」
そこでハッと何かに気付いたのか、目を伏せる。
「……君はつまり、私にしてほしいことがあるということ、ですか?」
「違うよ」
首を振って否定する。
ただ、と言葉を続けてニヤリと口角を上げて笑った。
「僕が困ったら、何かしらの援助は得るつもりだけどね」
◆
夕日で空を赤く染め上げる時間帯。
西門の外で女の子とぼんやり話していると、西門からカタカタという音が聞こえてきた。
「あ、お母さんとおとう……さん?」
「……多分」
顔中腫れ上がっているから、わからないけど……多分。
「おかあさあああああん!」
僕の元から特攻するように走り、お母さんの元に突っ込んだ。……文字通り、お腹に。
なるほど。
あれぐらいの子はお腹に突っ込むのが流行りなんだ。
「こら! いつも言ってるでしょ? 勢いはちゃんと殺しなさいって!」
お母さんタフだなぁ……。僕ならあれ食らったら一分はお腹を抱えっぱなしだというのに。
「あ、ごめんなさい……。ねえ、お母さん。この人って、おとうさん、なの?」
「……そうよ」
「そうですよ」
二人共目を逸らしながら肯定した。どんだけ殴ったんだろうね、あの子のお母さん。
パンパンに腫れた顔のウッツはどこか晴れ晴れとした表情をしているし、お母さんらしい人は涙を流した後が見て取れるけど、それでもやっぱり顔は明るい。
……さて。
迷わず腫れ顔に近づくと、わかっているのかウッツもゆっくりと、それでいてしっかり頷いた。
「私達はこれから東にある、《ガーラント》という街に向かいます」
「ガーラント、ね」
あとで地図をみて確認しておこっと。
「なにかあったら頼らせてもらうよ。それが、君の支払いだから」
「わかっています」
「なら良いけど」
クイクイと服の端を引っ張られた。
「お兄ちゃん……」
少し寂しそうな表情をした女の子。僕の服の端じゃ飽きたらなかったのか、今度は腕にくっついてきた。
「お兄ちゃん……私、まだほうしゅうわたしてないよ?」
「そっか。じゃあ今すぐ渡してもらおうかな」
と言っても、何をもらおう?
だって本当にこの子、なにも出来ないと思うし。
「うーん……ああ、そうだ」
一つだけ。
「もう少し大きくなったらさ、僕を守れるぐらいに強くなってよ」
「ふぇ? お兄ちゃんを、私がまもるの?」
「そう。僕って結構弱いからさ。ほら、君のお父さんも不意打ちだからこそ勝てたけど、正攻法だったら確実に負けていたよ」
「せいこうほう……?」
「うーんと、卑怯じゃないってこと」
「あ、そっか! おとうさん強いんだね!」
「そう。そして僕は弱い」
ヒノキの棒を地面につけると、二本の刃の無い短剣を土で作り出す。それを拾い上げてこの女の子に渡した。
「これは、先行投資。君が僕のために振るう二本の剣。そして、君が君の正義のために振るう、正義の剣。だから――って言ってもわかんないか」
名前も年齢も分からない。そして、僕の言うことも理解出来ない子供だ。だったら、最後に一言。
「頑張ってね」
そう言って優しく頭を撫でると、そのまま僕は街の中に――
「お兄ちゃん!!」
呼ばれて、思わず立ち止まる。
「お兄ちゃん! わたし、リーナっていうの!」
「……そう。じゃあね、リーナちゃん」
最後に名前を呼んでお別れ。なんか風情があって良いと思うよ。
できれば、二度と会わないことが一番なんだけど。
そう思いながらリーナちゃんの家族に背を向けて宿に足を向けた。
僕がリーナちゃんに、そしてウッツに今度アウトしたら、本当に僕が困った時、になるのかな。
……それだけは、何としてでも避けたいなぁ。
お読みいただきありがとうございます。
おさらい:幻術士なのに幻術を使わないウッツ。
ウィーク・クリエイターの短編を別で投稿しました。少し遅目のクリスマスネタです。ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです。




