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男と彼女の関係は

作者: 阿井 亜斗
掲載日:2026/02/08

高校の時の同級生である彼と彼女の会話。

「今国際指名手配されているんだよね~。」


 久しぶりに会った高校時代の同級生は何事もないように言い出した。


「はっ?」

 飲んでいたコーヒーを思わず吹き出しそうになり、せき込みながらも疑問符を上げた。


「高校卒業前にバックパッカーで海外にいっていたじゃん。その時に、現地の人に助けてもらって仲良くなったんだよ。そのついでに悩みを聞いて、解決したら指名手配されてしまってね。」


「すごい端折られているんだけど。悩みを聞いてからの解決の間がすごい端折られている。」


 せき込んでいたのも落ち着いてきたため、思わず突っ込んだ。


「そんなことになってしまったため、俺の過去の経歴を消そうと思って日本に帰ってきてたんだよね。なので、君には迷惑かけないよ。」


 国際指名手配されているということは、高校時代に同級生だった私も監視対象なのではと白状なことを思っていたら内心を見透かしたように言ってきた。


 相変わらずさといな。


 場所は、さびれており時間帯的にも客がいない喫茶店。


 大学の授業が終わり、彼氏に会うのには時間があったため空いた時間は課題に充てようかと考えているときに、この男が声をかけてきた。

 懐かしさで会話が弾みながらこの喫茶店につれてこられた。


 この男が自分のスケジュールを知っていても驚きはしなかった。

 高校時代仲が良い同級生で、頭もよく行動力もあり性格もよいのだがどこか癖がある人物だった。

 進学先もいっていたので、行動を予測して先回りしたところにいたので声をかけたのだと思う。


 だと言っても何がどうなって指名手配犯に・・・。


「あっ、人殺しとかはしてないからねー。どっちかっていうと押し付けられたというか。でもこのままでも、人の役に立ちそうだしいいかなーとは思ったんだよね。」

「押し付けられていいもないでしょうが!冤罪ならはらしてこい!」

 その発言を聞き、彼は「んー」といった反応をし、


「君は俺に人の役にたってほしいんじゃないの?」

「人の役にたつのはいいけど、冤罪になるのは違うでしょ!」


 人の役のたつのは素晴らしいが、そこからなぜに冤罪に!


「わかった。どうにかしておくよ。」


 高校時代からの共通の友人であり現彼氏は、「お前、あの男の制御装置みたいだな。」といっていた。

 このように彼は近況を話し、それを自分が止め、いつの間にか彼が勝手に解決したりしていることが多かった。


 制御装置とは違う気がするけど、こいつ限度をしらないんだよね・・・。


 自分は一般的な感覚をしていると思っているが、これだけの人物を自分の感覚に合わせていいのかわからない。


 だからといって、国際指名手配はヤバいだろ!


 今日も今日とてとりあえずこの男の制御を受け持つことになるのだ。

初めての投稿です。

設定も何もかも活かせてないので、こそこそと修正や付けたしをいつの間にかしていると思います。

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