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藤につかまり下がるはなし  作者: ぽすしち
 ― 藤 ―

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かえろう

ここで終わりです。 ジョウカイの散歩のはなし、よろしければほかもひろってやってください。。。


「はい、ジョウカイさまのぶんも」


「ほお、わしにもくれるのか?」


「ジョウカイさまは弱虫じゃないけど、おれがジョウカイさまみたいにリッパになれるようにって、オチョウねえちゃんがそろいでつくってくれたんだ」

 ユズスケは自分のお守りとジョウカイにわたされたお守りをくらべ、いっしょだ、いっしょだ、と喜んでいる。



 ジョウカイはそれをオチョウに頼んで首にかけてもらい、大事に着物の内にしまった。


「これならば、ながく散歩にでても無事にもどれるの」



 えー、ながい散歩はだめだよ、とさわぐユズスケから提灯をとりあげて肩にのせ、しかたないのよ、と大人のようになだめるオチョウと手をつなぐ。




 太く明るい月がでてきたが、提灯の火はそのままで、山をくだってゆく。





 三人のすがたは、山の裾をながれる川にジョウカイが足をいれるまでは、月に照らし出されていたが、ジョウカイの足が、川の水にははいらず、その水の《上》を歩き始めると、月明かりで川面にうつっていた提灯のあかりも、三人のすがたも、ぼやけたように消えてゆき、どこからかわきでたように舞い出た白い蝶も、いっしょに消えた。




 人ではない坊主は『アオタの鬼塚』というところにすんでいるらしいが、それがどこにあるのか知っているのは ―― 、


  この世では、どこかにいるという『しゃべる黒猫』だけらしい。







目をとめてくださった方、おつきあいくださったかた、ありがとうございました!

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