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藤につかまり下がるはなし  作者: ぽすしち
 ― 家 ―

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10/26

観念



  ― 家 ―






 このあたりか?と坊さんにきかれて、はたとあたりをみまわす。



 いつの間にかだいぶ歩いたようで、さきほどいたところにくらべて木も少なく、明るいところにいた。



 なんだか、こころが ざわざわ と、しだす。


 それはそうか。



 殺した妻がいる家に近づいているのだから。




 木が切られ、ひらけたところがみえた。



   ああ、もう観念するしかない。



「お、・・ぼうさま・・・あの、」


「あれか?」



 坊さんが目をむける先、ぼやけてみえていたそれが、しっかりとみえはじめた。



「・・・はい。・・・あれが、・・・おれの家でございます・・・」


 認めるしかなかった。



 この、大きくて力がありそうな坊さんに背負われていて、逃げられるなどと思えないし、それにもう、 ―― 。







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