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藤につかまり下がるはなし  作者: ぽすしち
 ― 坊さん ―
1/26

しっかり見えた

 なにもあげてないのもさびしいので、坊主のはなしなど。。。 『白い蝶 』の坊主が散歩に出たときのはなしで、ヒコイチと同じシリーズにいれております。 設定ゆるふわ。薄目でごらんください。。。



  ― 坊さん ―





 こんなところまで人がくることも珍しいのに、その人影は、ひどくめにつくうえに、おかしなナリをしていた。



  ああ、ぼやけていたのに、ようやくしっかりと見えるようになった。




 こちらへやってくるからだの大きな禿頭の男は、擦り切れて色の抜けきった着物をきているが、首には透き通った粒を長くつなげた数珠のようなものをさげている。

 杖をつきながら歩いているが、それは山をのぼるためのものではないようで、ねじれた木でできたそれには、なにやら大小さまざまな文字が彫りこまれている。




  あれは、坊さんか?




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