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4話

 おっさんは爆発した。

 おっさんの体液は皮膚を貫く。

 四股が飛ぶ。

「爆弾!?」

 15秒後爆発音が再び鳴る。

「超長距離狙撃」

「そ…げき?」

「レールガンでおよそ5キロ、おそらく敵は単独」



 その時5キロ先のトラックのルーフにある男が双眼鏡を抱えスマホをホログラム端末を操作する。

「ロリペド野郎ヒットー♪」

 トラックの荷台には重機関銃の2倍ほど大きな兵器が搭載され煙とオゾンの匂いが充満する。

「おっ ちゃんと振り込んでくれた!」

 ホログラムにはWANTEDと書かれさっき殺したばっかりの男の顔写真には暗殺済みと書かれてる。

 そして彼の口座に賞金が振り込まれた。


 本来賞金稼ぎは殺すより捕まえるほうが報酬は高いが、男曰く「えーめんどいー」との理由からターゲット絶対殺すマン主義を掲げている。


「あー人類最後のロリコンだったのになー。もったいねー。性癖云々で犯罪者扱いして。全人類オナニー管理する、さすが政府(クソ)!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」

 ハッハッハッハッ。

 笑いながら「お前が殺したんだろ」と言うツッコミは心の中にしまっておく。

 すると新たに男の見ていた非公式サイトと言う名の公式サイトが更新される。

 そこには目の死んだボサボサの髪の女が賞金首最高ランクで映し出された。

「危険度マックス? さっきいたやつじゃん、あれももしかして…」

 そして何分か情報をあさっていると。

「動くな」

 後ろにはボサボサの女がある程度の距離をとって銃で脅している。

「動くな?」

「ああそう言ったはずだ」

「…それが動いちゃうんだなー!」

 そう言うと男のトラックが女に向けて急発進。

 ホログラム端末でダイナミック交通事故を起こそうとした男だが。慣性の力に耐えられずルーフから転がり落ちてしまう一方女は普通に、さも世界の真理のようにトラックを避け、車越しに弾丸を放つ。

「ちょっ あぶねえ」

 本日のお前が言うなスレはここですか?


 ホログラム端末は女の方に飛んでってもうトラックは操作できないし、俺と女の間にトラックはあるがレールガンに金をかけ過ぎて防弾仕様じゃない(前はそうだったけどよせばいいのに自動運転切って3台事故らした)。

 ホイールの裏に隠れて俺はホルスターから銃を引き抜く。

 一方女はエンジンルームの影に隠れ、リロード。


 ふっ甘いな。リロードというものは特撮ヒーローが変身している時間、いやキューティーハニーが全裸になって変身している時並に無防備なんだよ。(※嘘です)

 俺は何億ユーロもしたレールガンを踏み台にしルーフに登り上から奇襲。この間0.2秒。

 お前のリロードはまるで大統領の遅漏並だ!来世ではリロードのタイミングに気をつけるんだなフハハハハ!

「…へ?」

 俺は女が持つもう一丁のリボルバー銃口とと何故か睨めっこしてた。

 しかも女はかっこつけて片手でリロードしながらもう一方の手で脇の下から狙いを付けてくるよ。何なの? かっこいいと思ってんの? キメ顔しちゃってさー。 お前はドヤ顔よりアクメが似合ってるよ。ほんとに。

 それに普通ハンドガンはサブ武器で有って、そのサブ武器のサブ武器を持ってるなんて誰もも思わないだろ! (※違います)

 それにマシンピストルにリボルバーってそんなに連射したければサブマシンガンもってこいよ!このファッキン連射厨めが!

 俺の心の中の悲痛な叫びのおかげで当然双方弾を外しCQC戦に突入した。

(Close Quarters Combatの略 この場合敵との距離が短すぎて引き金引くより先に殴っていること。関節技もあるよ!)

 女は俺の左手を脇でホールドし容赦なく殴ってくる。スマブラで言う200%超えてるのにぶっ飛ばしてくれない感じだ。絶対性格悪い。

 なに?スネークなの?ダンボール入るの?女が関節を決めて投げ飛ばす。

 このままフルトン回収して仲間にされそうになったときすでに数十人の警察に二人共包囲されていた。

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