はじめての・・・
裕自宅にて、初めての家族会議が開かれていた。
「この度、大泉裕様と結婚することになりました春日リリスです。」
「いやいやいやいやおかしくない、何で結婚することになってんの?」
「あら、違いまして?」
僕が急な結婚発言で困惑していると、
「ねえ裕ちゃん、こんないい子他にはいないわよ」
と母が追い打ちをかけ、
「兄ちゃんが結婚とか想像できないんデスケドw」
などと妹が言ってきた。出張の為父はいないがおそらく父も同じようなことを言うのだろう。。。いや、ちょっと待てよ、この子が僕のずっと思っていた子だとしたら。もしそのこと結婚できたら、、、、よく考えると、いま人生最高のチャンスなんじゃね?そう思った僕は速攻で
「喜んで!」
といった。
「なんかさっきと言ってる子と違くない?」
などと外野がうるさいが気にしたい。僕はただ目の前のチャンスを逃したくないだけだ。
「やっぱり引き受けてくれましたか、裕様ならわかっていただけると思いましたわ。結婚を申し出るのは深いわけがあるわけですが、夜も更けてまいりましたので、また後日。」
リリスが帰ったあと
「いやぁ、本当に兄ちゃんが結婚とはねぇ」
妹の千尋が言ってきた。この妹は本当に可愛げのないやつだ。
「いや、兄ちゃんだってもうすぐ18なんだから結婚だってするだろ」
「18って三年後だよね、高校卒業しちゃうよ?」
「中学生のくせにこまかいなぁ」
「今時そんなおおざっぱな人間兄ちゃんぐらいしかいないよ」
「そうですか、もう遅いし僕は寝るよ」
「おやすみー」
その夜、僕はリリスのことが気になって眠れなかった。
次の日、いつもどおり大根畑の隣を通り、黄色い電車に乗って登校した。教室に入るとなんだか騒がしかった。どうやら転校生のことで話題沸騰中のようだ。転校生などあまり興味はないが、転校生に僕がロリコンではないとひとこっと言っておかなければと心に刻んだ。そしてチャイムが鳴り、先生が転校生を教室に入るよう呼びかけると、教室は再びどっと沸いた。
「転校生で大泉裕の妻の春日リリスですわ。どうぞお見知りおきを。」
「「えええええええええええええええええええええええええええええ」」
もちろん教室は入ってきた直後よりもざわめいた。ちなみにリリスは僕と同い年とはいえ身長は145cmぐらい?なので、彼女が教室に入ってきた瞬間僕は一瞬で察した。そして僕は再びロリコン王子としての悪名を行内中に広められてしまうのであった。
さーて来週のケロrじゃなくてお嬢様に会いたいは?
こんばんは、練馬将軍であります。
試験が近づくと鬱になりますよね。皆さんもそのような経験がある方もいらっしゃると思いますが、僕は今その真っただ中であります。また、試験前だというのに今期のアニメがもうすぐ終わってしまうことにかなりテンション下がってます。でも、それもめぐみんパワーwで乗り切るであります!!次回は、来週のいつか更新するのでよろしくお願いであります。
本日はCV渡辺久美子でお送りしたであります。
吉崎先生、関係者様すみませんでしたw