表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/58

第1話

頑張っていきます!(・ω・)ゞ

朝…意外にも目覚めがよかった

まぁ〜昨日練習なかったからだろうけど……

時計に目をやると7時7分と微妙な時間だった

まぁいつも通り3人分の朝飯を作り、先に食べる

歯を磨き、着替えて鞄を持つ前に俺の宝物を左手首に身につけて…

「2人とも!起きないと遅刻だぞ?!」階段下から叫ぶように母親と弟を起こしドアを開け学校に向かう

明らかに普通の高校生が朝からやることではない

故に少し悲しい……


「いってきます♪」


隣の家から元気な声がした

てゆうか約束も何もしてないのによく毎朝同じ時間に家を出てくるな(汗)


「奈緒…おはよう」


「おはよう♪螢」


あ!申し遅れました

俺の名前は火野螢(ひの ほたる)

17歳の高校2年生だ

っで今隣で一緒に歩いてるのは下田奈緒(しもだ なお)

年は違うけど同じ学年

てゆうよりただ単に俺の誕生日がもうすでに過ぎただけなんだけどね

ちなみに俺と奈緒は幼馴染で……腐れ縁だ

生まれた時からお隣さんで幼稚園から高校まで全てが同クラスという偉業を成し遂げている最中だ

おぉ怖い……


「ほ………る……螢!」


「はい!」


隣では心配そうな目で俺を見る奈緒がいた


「ボーっとしちゃってるけど大丈夫?」


「あぁ…ただ説明してて?」


「へ?誰に?」



沈黙


「「…………。」」


さらに沈黙



「さぁ…」


「新学期早々バカにならないでよ……」


「へい……」


とまぁ仲はいいですよ!

どうこうしているうちに俺の通う光輝学園に到着


2ーAが俺等のクラスだ

1つ言い忘れていたが隣の席は奈緒だ

椅子に腰掛け2人で話をしていると例の如く奴が現れた


「火野夫婦は今日もラブいったああぁぁぁ!」


なぜ叫び声がしたかって?

そんなの決まってるじゃん♪

相手の顔面に飛び膝蹴りをかましたのよお!!


「朝から挑発すんな!」


「美帆…ホタルンがイジメる〜〜」


一緒に俺等の側まできた女子に愚痴る


ってホタルン?

それは俺のこと?

俺のことなのか?



ふ…そうか………




「くらええぇぇぇ!」


当たれば悶え苦しむであろう程の威力を持つ蹴りを顔面めがけてかます


「くらってたまるかああぁぁぁ!!」


それを右手でガードする

表情からして必死みたいだ


「何で蹴るんだよ?!」


まだ言うか?!


「さっきの『ホタルン』は宣戦布告とみなした!」


足をおろして右ストレート


「冗談にきまってるだろう?!」


ギリギリで交わす

左フック→右手でガード

踵落とし→両手をクロスさせてのガード

回し蹴……


《ミシ!》

「いったああぁぁ!」


隣からは骨に異常が起きたような音と叫び声が聞こえた

目をやると地面でもがき苦しんでいるバカがいた

彼の頭付近には黄色いチョークが落ちていた

前方にに目を向けると黒板の前に美帆がいた


「ナイス判断だ」


「でしょ?」


ハイタッチをする

奈緒ともハイタッチをしていると


「彼氏にチョークを投げるってどうよ?!」


復活しやがった

てゆうかそんな事美帆に言っても無駄だろ?


「なら別れる?」


笑顔で言う美保がちょっとばかり恐ろしい


「え?!なんで?!!」


このくらいの脅しに驚きすぎだぜ


2人について軽く触れておこう

男の名は佐藤隼人(さとう はやと)

同クラスで親友

顔は良いのでモテる


女の名は松本美帆(まつもと みほ)

同クラスで奈緒の親友

美人系


中学3年生の時からこの2人は付き合ってます

ちなみに俺と奈緒とは同じ中学出身だ

とまぁ仲良し4人組だな


「ホームルーム始めんぞ」


とホームルームが始まったと思いきや気づけば昼休みになっていた


「さてと……」


「行きますか?」


微笑む奈緒を素直に可愛いと思った

だがあくまでも思っただけであって特別な感情を持ち合わせてはいなかった


そう………

この時はまだ……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ