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第2話

「ほれほれ家で昼寝ばっかりしてると貴重な高校生活がばびゅーんと飛んでっちゃうぞ」


 くだらない話をしながら2人が河川敷を歩いている。


 ふと草むらからガサゴソと何か音がする。


「ねえ近寄って?だんしーさきに行ってみてよ?」


「いやあオレは帰って睡眠というぎむがあってだな。。。」


 なーんてことをいってると


 いきなりそこから飛び出すばびゅーんとした黒い影


「えっマジ!?ばばばばびゅーん!?!?!?何々!?」


 そこに現れたのはなんとサッカーボールサイズの丸い黒い球が現れた。

 なんとこの丸は飛んだり跳ねたりしている。よく見ると上下左右に伸び縮みしている、なんとまんじゅうみたいに弾力があるのだ。


 そことなく足をのばして突っついてみる二人


「こら、なにをするキサマラ!?私の自慢の愛銃5w1hで焼き切るゾ」


 その黒い物体?はなにやら声を発した


「え?黒いおまんじゅうおいしそう」


 あかりが口に指をあてて言った


「オレも正直はらへっててぇ」


 話にのってみた

 

 すると黒まんじゅうはしびれを切らしていった


「おまえらこのワタシに対してのソンケーが足りとらんな?一丁キョウイクトヤラをかましてヤロウカ?」


 一応なんらかの銃でおどしをかけているみたいだが全然こわくない。むしろかわいい。


「あのさ私らこの道を通って爆睡する予定なんだよねえ、ねえまるちゃんそこ通してくれない」


 あかりがそう言った


(調子のいい奴)


 するとマルちゃんはいう


「キサマラマッタクこわがっトランナア。コノ銃はな5w1hの名の通り世界のあらゆる事象を書き換えることができる最強の銃ナノだゾ。ソレにな私にはg17pという崇高ナ名があるのだ!

 ワカッタラ降参セイ!わははっは」


(ちなみにこのg17pにはある使命が宿っている。最上の大いなる存在の手によって、後にその計り知れない才能を確実なタイミングで開花させていくことになるのだがそれはまたのちの話。今は少しの力しか持たない脆弱な存在。)


「なんか言いにくそうな名前の銃ねえ。なんか別の言い方ないの?」


(もう名前の方はマルちゃんで決定らしい)


「略して51『フィフティーワン』とかでいいんじゃないか?」


 軽く物を言ってみた


『フィフティーワンかっこイイナ。これからそうヨブ」


(マルちゃんは気に入ってくれたみたいだ)


「なんかアイスの名前みたいーw」


 あかりはウケてたみたいだけど。。。


 そんなこんだでマルちゃんとの邂逅をはたした二人であったが。


「そんなことよりキンキュウ事態!お前ら二人イマスグ来るー!!!!タスケテくれーーーー」


 事態はおもわぬほうこうに転がり始めた!


 二人を待つ運命はいかに

 


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