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蛊真人  作者: 魏臣栋
青茅山
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第百五十九節:この方源……

「ウォーン――!」


四匹よんひき狂電狼きょうでんろうくびを上げ(あげ)、するど遠吠とおぼえをはっした。


ザーザーザー


はげしいあめたきのようにそそぎ、雨幕あままくかさなりい、暗雲あんうんそらおおわれた。このため薄暗うすぐら天色てんしょくとなり、視界しかいいちじるしく阻害そがいされていた。


いそげ! 東門ひがしもん付近ふきん突破とっぱ個所かしょ発生はっせい勝男かつおはんまえへ!」


治療師ちりょうしはどこだ? こっちに重傷者じゅうしょうしゃがいるぞ!?」


ころせ、殺せ、殺せ! おおかみ子共こども殲滅せんめつしろ!」


……


おおかみ咆哮ほうこう拮抗きっこうするのは、蠱師こしたちの怒号どごうだった。


だれもが血浴ちあびをしながら奮戦ふんせんしていた。


山塞さんさいかこ戦線せんせんは、すさまじいいきおいで延々(えんえん)とつづいていた。


人々(ひとびと)の雄叫おたけび、おおかみ咆吼ほうこう豪雨ごううおと風音かざおと交錯こうさくするなか


びっしりと密集みっしゅうした電狼でんろうれがうしおのように寨壁さいへきせた。寨壁さいへき前方ぜんぽうとしあなすで分厚ぶあつおおかみ死骸しがいくされていた。何匹なんびきもの豪電狼ごうでんろうひきいられる狼群おおかみむれは、強力きょうりょく衝撃力しょうげきりょくゆうしていた。


一转いってん二転にてん蠱師こしたちが最前線さいぜんせん奮闘ふんとうしていた。大量たいりょう月刃げつじん狼群おおかみむれにけてはなたれ、次々(つぎつぎ)と電狼でんろうばした。


しかし狼群おおかみむれからも電流でんりゅう電球でんきゅうなく山塞さんさいはなたれ、古月一族こげついちぞく死傷者ししょうしゃさせた。


方源家老ほうげんかろう、これは薬堂やくどうが直々(じきじき)に集計しゅうけいした死傷報告ししょうほうこくです。ごらんください!」伝令でんれい蠱師こしけ、方源ほうげんつけるとれいり、にした情報じょうほう両手りょうてした。


方源ほうげんすで三转さんてん蠱師こしとなり家老かろう就任しゅうにん家族かぞくから西側にしがわ区域くいき戦線指揮官せんせんしきかん任命にんめいされていた。


方源ほうげん戦場せんじょうつめていた視線しせんがし、竹紙たけがみ報告書ほうこくしょを受けった。蠱師こしかってった:「ってよろしい」


蠱師こしふたたれいってようやく退いた。


かれ加速用かそくよう蠱虫こちゅう使つかい、ぶようにり、つぎ場所ばしょ急行きゅうこうしていった。


伝令でんれいまかされた蠱師こしみな移動補助いどうほじょよう蠱虫こちゅうすくなくとも一匹いっぴきゆうしており、なかには二匹にひき所有しょゆうするものさえいた。


方源ほうげん報告書ほうこくしょひろげ、一瞥いちべつした。


戦報せんぽうしるされた犠牲者数ぎせいしゃすうは、まさに触目驚心しょくもくきょうしんかんがあった。


現在げんざいまでに、狼潮ろうちょう古月山寨こげつさんさいおそったのはすで十回じゅっかいちかく。一族いちぞく蠱師こし損耗そんもうきわめて深刻しんこくで、家老衆かろうしゅうはてんてこい、薬堂家老やくどうかろう代理だいり古月赤鐘こげつせきしょうとく重圧じゅうあつあえいでいた。本来ほんらい中肉中背ちゅうにくちゅうせいかれだが、この数日間すうじつかん白髪しらがじっているのを偶然ぐうぜん目撃もくげきしたのだ。


しかし前世ぜんせ記憶きおくゆうする方源ほうげん覚悟かくごができており、とくおどろくことはなかった。


「このたび狼潮ろうちょうは、古月一族こげついちぞく史上しじょうでも有数ゆうすう大規模だいきぼなものだ。こうした犠牲ぎせいけられまい」


こころでそうつぶやくと、てのひら月光げっこうかすかにきらめかせ、報告書ほうこくしょ粉塵ふんじん粉砕ふんさいした。


これらの報告書ほうこくしょ家老かろうのみが閲覧えつらんする資格しかくゆうする。もし大衆たいしゅう公表こうひょうされれば、恐慌きょうこうまねおそれがある。


古月山寨こげつさんさいすで十分じゅうぶん動揺どうようしている。不安ふあん感情かんじょう一日いちにちごとにつのっていた。


この瞬間しゅんかん方源ほうげん掌中しょうちゅうかがや月光げっこうは、もはや純粋じゅんすい紺碧こんぺきいろではなく、のようなあかにじんでいた。


これは三转さんてん血月蛊けつげつこである。


方源ほうげんはこの錬成れんせいするため、一度いちど失敗しっぱい経験けいけんしていた。二度目にどめでようやく成功せいこうしたのだ。


素材そざい合成ごうせいもちいたった資源しげんは、無論もちろん古月赤練こげつせきれんからしぼったものである。


方源ほうげん両目りょうめじ、意識いしき体内たいない空窾くうこうしずめていった。



空窾くうこうなか窾壁こうへきひかり、時折ときおりあかるく時折ときおりくらわるが、雑質ざっしつ一切いっさいなく純粋じゅんすいしろだった。


真元しんげんしずく一滴一滴いってきいってき白色はくしょくで、銀白ぎんぱく金属きんぞくのようなかがやきをびている。これが三転さんてん蠱師こし白銀真元はくぎんしんげんだ。


みずもってうみとなるように、空窾くうこう真元しんげん白銀はくぎんうみであった。


以前いぜんはその海面かいめん墨色すみいろがかったあかにごりがかんでいたが、いまえている。


古月赤練こげつせきれんからおどった浄水蛊じょうすいこは、とっくに使つかえていた。人獣葬生蛊じんじゅうそうせいこ後遺症こういしょう完全かんぜん解消かいしょうされたのだ。


しかし、これにも代償だいしょうはあったのだ。


方源ほうげん素質そしつ依然いぜんとしていくらか低下ていかしていた。元々(もともと)丙等へいとう四割四分よんわりよんぶだったが、人獣葬生蛊じんじゅうそうせいこ影響えいきょう二分にぶがり、空窾くうこう蓄積ちくせき可能かのう真元しんげん最大量さいだいりょう四割二分よんわりにぶとなった。


だがこの代償だいしょうも、方源ほうげんすでこころ準備じゅんびととのえていた。


つまるところ、これは古月赤練こげつせきれん感謝かんしゃすべきことだ。かれ浄水蛊じょうすいこければ、長期間ちょうきかんにわたって墨赤すみあか汚染物質おせんぶっしつ真元しんげんおかつづけ、方源ほうげん素質そしつさら大幅おおはば低下ていかしていただろう。


しろから黒斑こくはんのあるおおきな瓢虫てんとうむしが、海面かいめんうえまわっている。これが天蓬蛊てんほうこだ。


石魚いしうおかたち隱鱗蛊いんりんこは、真元しんげん海底かいていしずんでいる。


四味酒虫しみしゅちゅう海面かいめんみずたわむれている。


あらたに錬成れんせいした血月蛊けつげつこは、月光蛊げっこうこによくており、いま方源ほうげん右手みぎて掌中しょうちゅうあか三日月形みかづきがたあととして宿やどっている。


三转さんてん雷翼蛊らいよくこはというと、方源ほうげん背中せなか宿やどっている。ちょうど二本にほん稲妻いなずま刺青いれずみのように。


特筆とくひつすべきは春秋蝉しゅんじゅうせんだ。


その状態じょうたいは益々(ますます)くなり、回復かいふく速度そくどはやまる一方いっぽうだ。この状況じょうきょう方源ほうげんひそかによろこ反面はんめんすこ懸念けねんいだいていた。


春秋蝉しゅんじゅうせん六转ろくてんもの高級こうきゅうであるのにたいし、かれ自身じしん三转さんてん蛊師こしぎない。現在げんざい空窾くうこうでは、全快ぜんかいした春秋蝉しゅんじゅうせんつづけることはおそらくむずかしいだろう。


春秋蝉しゅんじゅうせん気配けはい日増ひましにつよまる様子ようすは、たとえてえば紙筒かみづつ鉄塊てっかいもうとするようなもので、空窾くうこうれなくなるおそれがあった。


本当ほんとう仕方しかたければ、そいつを身近みぢかはないにするしかない」方源ほうげんこころ嘆息たんそくした。


この措置そちには重大じゅうだい欠点けってんがあった。六转ろくてん蛊虫こちゅうみな道韻どういんかかわり、天地てんち法則ほうそく欠片かけらめている。長期ちょうきにわたりそと放養ほうようすれば法則共鳴ほうそくきょうめいこし、休眠きゅうみん状態じょうたいでないかぎつね異変いへんともい、様々(さまざま)な異象いしょう発生はっせいさせてほか強者きょうしゃ注目ちゅうもく野心やしんくにちがいない。


だがこれも仕方しかたのない手段しゅだんだったのだ。


ゴオーン!


そのとき突然とつぜん一発いっぱつの轟々(ごうごう)たる狼吼ろうほうみみたぶつたわってきた。


方源ほうげん咄嗟とっさ精神せいしんおさめた。




家老かろうさま狂電狼きょうでんろう攻撃こうげき参加さんかしました! 古月姜尖こげつきょうせんさま三人さんにん家老かろう東門ひがしもん付近ふきん防御ぼうぎょされていますが、ご出馬しゅつばねがいたいとのことです!」かたわらの蠱師こしあせった様子ようす報告ほうこくした。


パキッ!


雷鳴らいめいのようなするどおとともに、方源ほうげん背中せなか突然とつぜん二枚にまいつばさあらわれた。


それらのつばさあお電流でんりゅう構成こうせいされ、簡素かんそ抽象表現ちゅうしょうひょうげんだった。しかしつばさ一振ひとふふるえると同時どうじに、方源ほうげんをそのから急上昇きゅうじょうしょうさせ、驚異的きょういてき速度そくど東門ひがしもん戦場せんじょうかわせた。


上空じょうくう直線ちょくせん飛行ひこうしたため、数息すうそくほどの短時間たんじかん方源ほうげん戦場せんじょう到着とうちゃく


狂電狼きょうでんろう東門ひがしもんへの突破とっぱくわだてるなか数人すうにん家老かろう門前もんぜん激戦げきせんひろげていた。


狂電狼きょうでんろう猛然もうぜんがり、戦場せんじょうからすと、そのいきおいで尻尾しっぽまわし、すみにいった一転いってん蛊師こし少女しょうじょおそった。


蛊師こしかおまたた蒼白そうはくになり、風切音かざきりおととどろくなか、せまおおかみ尻尾しっぽ目撃もくげきする。こころのなかで『わった……!』とにが々(が)しくさけんだ。その実力じつりょくでは、けるのもふせぐのも不可能ふかのうだとさとったのだ。


だがその一触即発いっしょくそくはつ瞬間しゅんかん突如とつじょ人影ひとかげてんからち、彼女かのじょせた。


少女しょうじょまえがぐるぐる感覚かんかくおぼえ、かえると自分じぶん空中くうちゅういていることにづいた。おおかみ尻尾しっぽ彼女かのじょ足下あしもとをかすめ、二階建にかいだてのたけ楼閣ろうかく直撃ちょくげき建物たてものはげしくれ、くずちそうになった。


少女しょうじょ顔色かおいろはさらにあおざめた。あの尻尾しっぽ直撃ちょくげきされていたら、自分じぶんにくどろしていただろう。


つづけて、自分じぶんたすけられたことにづく。


いったいだれすくってくれたのか?


彼女かのじょはその人物じんぶつ見上みあげた――そして、呆気あっけられた。」


かれだったのか?


古月方源こげつほうげん


一瞬いっしゅん少女しょうじょこころのなかに複雑ふくざつおもいがじり、言葉ことばあらわせないほどだった。


彼女かのじょ方源ほうげん同窓どうそうだった。かつて方源ほうげん彼女かのじょ元石げんせきかすっており、当時とうじ憎悪ぞうお嫌悪けんおいだいても当然とうぜんだった。


しかし一方いっぽうで、方源ほうげんげた成果せいか敬服けいふくせざるをなかった。特に方源ほうげん家老かろう昇格しょうかくしたというらせをいたときは、驚愕きょうがくとも敬意けいいさえいだいた。


方源ほうげんおなじく、彼女かのじょ丙等へいとう素質そしつでありながら、いまなお一转いってんのままだ。


そんな彼女かのじょを、方源ほうげんすくったのだった。


これこそが救命きゅうめいおん


感謝かんしゃおどろき、尊敬そんけい――それまでこころ奥底おくそこのこっていた嫌悪感けんおかんも、この瞬間しゅんかんったかのようだった。」


「ここの戦場せんじょう危険きけんだ。はなれた場所ばしょ退しりぞけ」方源ほうげん雷翼らいよくをはためかせて地面じめんち、いていた少女しょうじょろした。


この少女しょうじょたいし、なんとなく同窓どうそうだったという記憶きおくはあるが、名前なまえまではおもせなかった。


そうえると、かれはきびすをかえしてはしした。もはや飛行ひこうせず、全速力ぜんそくりょく戦場せんじょうんでいく。


雷翼蛊らいよくこ速度そくどたしかにはやいが、真元しんげん消耗しょうもうする速度そくど同様どうようはやかった。方源ほうげん丙等へいとう素質そしつ三转さんてん蠱師こしの中で真元しんげん蓄積量ちくせきりょうだけを単純たんじゅんくらべれば、かれ最低さいてい階層かいそう位置いちし、真元しんげんはなお一層いっそう大事だいじ使つか必要ひつようがあったのだ。


血月蛊けつげつこ


一閃いっせんれば、一筋ひとすじ月刃げつじん飛翔ひしょうした。


のようにあかいろをしたそのやいば狂電狼きょうでんろう胴体どうたい命中めいちゅうまたた傷口きずぐち穿うがち、血潮ちしおがとめどなくながした。


「だが少女しょうじょはそのくしたまま、呆然ぼうぜん方源ほうげんたたか姿すがたながめていた。次第しだいに、彼女かのじょ双眸そうぼう不可解ふかかいかがやきが宿やどはじめた。


十七八歳じゅうしちはっさい――まさにこい夢中むちゅうになる年頃としごろだ。


『あの方源ほうげんをどうる?』遠方えんぽうで、族長ぞくちょう古月博こげつはくがこの光景こうけい目撃もくげきすると、側近そっきんたずねた。


側近そっきん即座そくざこたえた:『くところにれば、方源ほうげん家老かろうすで薬堂やくどう要請ようせいおうじ、手持てもちの九葉生機草きゅうようせいきそう上納じょうのうされたよし補助金ほじょきん第一次交付だいいちじこうふけるや、全額ぜんがく伯父おじ夫婦ふうふわたし、孝心こうしんまっとうすべくされたと。近頃ちかごろ狂電狼きょうでんろう討伐とうばつに屡々(しばしば)参加さんかされ、攻撃こうげきするど苛烈かれつ数多あまた功績こうせきげておられます。それのみならず、屡々(しばしば)族員ぞくいん救出きゅうしゅつされ、風評ふうひょうが益々(ますます)上向うわむいております。一族いちぞくないでは、〝放蕩息子ほうとうむすこ改心かいしんかねにもえがたい〟、〝方源ほうげん家老かろう新風しんぷう注目ちゅうもくせよ〟などとささやかれております。』」




「私の見たところ、方源は丙等の素質ながら、かなり優れた戦闘才情を有しています。幸運な時期に巡り合いました。両親の遺産、特に九葉生機草一本で持続的な財源を得、赤鉄舎利蛊を二度も使用しましたが、三転まで修行できた点には運の要素もあったでしょう」


そう語りながら、この側近はつい微かな嫉妬の色を露わにした。


彼自身も丙等の素質でありながら二転止まり。今日の地位に辿り着くまでに半生を費やした。その方源が、わずか十七歳で家老に上り詰めたのだ。


「人を比べれば腹が立つ」とはまさにこのことだ。


古月博こげつはく側近そっきん言葉ことばみみかたむけながら、不可知ふかし態度たいどかすかにうなずいた。


側近そっきん意見いけん大多数だいたすう族員ぞくいん見方みかた代弁だいべんしているが、すこあさはかだった。


何年なんねん族長ぞくちょうつとめてきた古月博こげつはく見識けんしき無論もちろん一歩いっぽうきんている。


方源ほうげん九葉生機草きゅうようせいきそう上納じょうのうしたのは、かならずや古月赤鐘こげつせきしょうなんらかの取引とりひきむすばれているからだ。補助金ほじょきん伯父おじ夫婦ふうふ全額ぜんがくおくったのも、おそらく本心ほんしんではなく政治せいじ的なせかけだろう。


このけんおも宣伝役せんでんやく古月赤鐘こげつせきしょうそのものだ。


人の救助きゅうじょについても、本心ほんしんからかどうかは検証けんしょう余地よちのこる。


しかしそれでも、方源ほうげんがこれ以上いじょう目立めだった異端行動いたんこうどうひかえており、たとえ作為的さくいてき行動こうどうであれこころづよおもわせる。家老かろう昇格後しょうかくごのこれらのうごきは、すすんで一族いちぞく接近せっきんし、一族いちぞく献身けんしんしようとする意思いしあらわれだ。そして一族いちぞく繁栄はんえいこそが、まさにこのような接近せっきん献身けんしん必要ひつようとしているのだ。


そうかんがえながら、古月博こげつはくめいじた:「陰堂いんどうものたちは、ここ数日すうじつ調査ちょうさしても結果けっかせていない。よし、当分とうぶんあいだ方源ほうげんへの調査ちょうさめよ」


承知しょうちしました。ただちに伝達でんたついたした。ただちに伝達でんたついたします」側近そっきん退いていった。


古月博こげつはくはそののこり、ほそめた。


こころうちで暗々(あんあん)と忖度そんたくする:


根拠こんきょは様々(さまざま)あるが、修為しゅういすすみがややはやすぎる。この方源ほうげんには間違まちがいなく秘密ひみつがある! だがこの時期じき狼潮ろうちょう深刻しんこくで、あらゆる戦力せんりょく大切たいせつあつかわねばならず、方源ほうげんへの調査ちょうさ労力ろうりょくついやすのはしい。だが調査ちょうさ必須ひっすだ——ウルフテイドがったあとあらためておこなおう」



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