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この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【一章完結】勇者パーティを追放された俺は、魔眼を活用して勇者の裏側で英雄として成り上がる。え?今更戻って来いと言われてももう遅い。

作者:煙雨
俺---ダイラル・エルボは一年半前に勇者---ハリーからパーティの勧誘を受けて仲間になった。
そこからは、毎日仲間のことを考えて支援に専念していた。

そんなある日、クエストが終わって屋敷に戻ったサイト、ハリーに言い渡された。

「明日から来なくていいぞ」
「な、なんで......」

 俺が唖然としていると、ハリーが言った。

「お前が無能だからに決まっているだろ」

 その言葉へ続くように、ハリーや聖騎士であるリバルと賢者のマリアが笑い出した。
 それ以外にも、俺の眼がオッドアイで不気味と言う理由なども言われる。

(百歩譲って無能はいいが、眼の色なんて変えられないじゃないか......)

 それに、長年一緒に冒険してきた仲間じゃなかったのかよ......。

 俺がそう思っている時も、みんなから罵倒の嵐を受ける。そして、最後には俺の代わりになる新たに加える仲間を紹介された。

「初めまして。本日より勇者パーティの一員になるアクル・ジンジャーと申します」
「ぁ......」

(本当に俺は必要とされていないんだな......)

 そう思い、屋敷を出る直前、アクトに耳元で囁かれる。

「元勇者パーティのお荷物さん。今までご苦労様でした。これから無能らしく有象無象の一人として頑張ってください」

(クソ)

 絶対に見返してやる。

 俺はそう決意して、この場を去って行った。



 この時の勇者パーティ全員は、ダイラルの位置取りやカバーの早さのおかげで安全に戦えていたことを知る由もなかった。
 それに加えて、新たに加えた仲間が考えていた企みによって、勇者パーティがどん底に落ちていくのはそう遠い話ではなかった。
一章 英雄への一歩
第1話 追放
2023/11/03 17:18
第2話 決心
2023/11/03 18:00
第3話 初クエスト
2023/11/03 19:00
第4話 ダンジョン調査
2023/11/03 20:00
第5話 依頼の正体
2023/11/03 21:00
第6話 魔眼のちから
2023/11/03 22:00
第7話 英雄への第一歩
2023/11/03 23:00
第8話 俺とセナの過去
2023/11/04 00:00
第11話 大切な仲間
2023/11/04 14:00
第12話 セナの実家
2023/11/04 15:00
第13話 依頼の真実
2023/11/04 16:00
第14話 昏睡状態の原因
2023/11/04 17:00
第15話 魔眼
2023/11/04 18:00
第16話 犯人
2023/11/04 19:00
第17話 魔眼の真の力
2023/11/04 20:00
二章 元凶
第4話 旅の準備
2023/11/05 17:00
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