最終回:顔が怖いせいで不良だと恐れられている俺、残念な美少女たちから「ヤクザ」と崇拝されるようになりました……!
――愛理と二葉さんと付き合うようになった後のこと。
夏休みを迎えた俺は……その、あれだ。美少女二人を彼女にしてしまったことで、若さを爆発させてしまった。
その結果、
「ダーリーンっ♡」
「先輩……っ♡」
「うぅ、責任をとれよ弓弦ぅ……!」
「うふふふっ、みんなで幸せにしてもらいましょうかっ!」
俺のことを見つめてくる『お助け部』の面々。
愛理と二葉さんだけでなく、勢いから付き合うことになってしまった三嶋先輩やフィア先生までもが、お腹をおっきくした状態でこちらににじり寄ってくる……ッ!
そう――これまでの非モテ生活から一転し、美少女たちと交流を持つことになった結果がコレである。
俺は見事に四人の旦那様兼パパになってしまっていた。
もちろん、ただの高校生に複数の妻を養う余裕なんてない。
そこで俺は老人ホームで知り合った元組長たちに頭を下げ、本物の『ヤクザ』になることになってしまったのだった……!
今では新たに組を立ち上げ、『一ノ瀬組』の組長として大活躍している。
あぁ、ヤクザ顔でずっと悩み続けてきたのに……っ!
「ど、どうしてこうなったぁあああああーーーーーーー!」
四人の美少女妻たちに囲まれながら、俺は心からそう叫んだのだった……!
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斬 殺 サムライ・ダークネス
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