フルムーンパブての熱唱
♪The♪
♪Beat&Sugar♪
♪第4章♪
Come togetherを詠い終わると。
フルムーンパブのスタッフや客から、
スタンディングオベーションが。
栗色ヘアーのレディに指鉄砲された僕は、彼女が座っていた方向に眼をむける。しかし、そこに彼女はいなかった。
アンクルジョージ爺さん
「お前さんのソングヴォイスには、なぜか人を惹き付けるハートがある!このLondonで武者修行すれば、いずれは業界の眼に止まるだろう!どうだいボーイ!明日から地下鉄のチューブで度胸試しするんじゃぞ!」
僕
「はい僕はそのつもりで、このLondonに来ています。そして亡き樹理亜婆ちゃんの魂を受け継ぎたいと想っています!」
アンクルジョージ爺さん
「そうと決まれば話は早い!明日に備えて、もう1曲どうだ!景気づけに!」
僕
「ではOcean chieldのYokoに捧げる曲を詠います!」
小さなステージにピンスホットが照らされると、僕はギターとともに詠い出す!
詠い終わると...。
僕の中で何かが弾けた!
それは樹理亜婆ちゃんのことではなく、
僕に指鉄砲を向けていた
栗色ヘアーのレディ...。
慌ててフルムーンパブの外に出てみると、
彼女の姿はなく大きなお月さまが、
ニカッと笑って微笑んでいた...。
♪The♪
♪Beat&Sugar♪
♪第5章♪
栗色ヘアーのレディ......。
僕は彼女の名前は、
きっとJuliaだと確信していた。
理由はないけれど。
ただの第六感。
樹理亜婆ちゃん譲りの...。
フルムーンパブを後にして、
アンクルジョージ爺さんと帰路に着く。
二階の小さな部屋に戻ると、
ギターのチューニングをオープンにする。
そのとき......。
ギターの中で小さな音が聴こえてきた。
ギターに手を突っ込んで取り出す。
それは小さな紙切れだった...。
広げてみると。
樹理亜婆ちゃんからの手紙。
僕ちゃんに...。
きっとこの手紙を読んでいる場所は、
ジョージの家の二階の部屋ね。
これから僕ちゃんに、
大切なこと伝えるね。
あなたのお爺ちゃんは、
ジョージなのよ。
私がLondonで出逢ったシンガー!
だから僕ちゃんは、
彼の血を受け継いでいるのよ!
あなたの首に付けてあげた
ペンダントトップ開けて見てごらん。
若し頃のジョージと私がいるから。
そして僕ちゃんは、
きっと誰かと出逢うの!
そして僕ちゃんは、
その誰かにBeatと呼ばれるわ!
婆ちゃんには分かる。
理由はないけど。
ただの第六感。
音高家譲りの...。
綺麗な自筆で書いてあった。
ペンダントトップを開けてみると、
二人が肩を寄せあっている写真があった。
零れそうな涙を堪えて、
僕は再びギターをチューニングした。
そしてリビングに降りていき、
アンクルジョージ爺さんの前で、
即興でオリジナルソングを詠った!
♪Hey Hey Mr.Gorge♪
♪Let's spend night together♪
♪Rool over the moon♪
♪Hey Hey Mr. Gorge♪
♪Let's do it again together♪
♪Rool over the mountain♪
♪Hey Hey Mr. Gorge♪
♪Let's starting over together♪
♪Rool over the rainbow♪
♪Hey Hey Mr.gorge♪
♪Let's go for it crazy together♪
♪Rool over the sky high♪
♪Please love me do♪
♪Please tuch me♪
♪Please hold on me♪
僕は詠った♪
眠り続けていた小さな愛を♪
Beatの聴いたギターとソングヴォイスで♪
僕は愛に火を着けた♪
To be contuine