表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

あやはま

作者:後月

「ねぇ、桜は私の事は好きだよね?」

「どうしたの、唐突に....」

付き合ってはや二週間、
藍に負けず劣らずな女装をしている僕は
藍の部屋で二人
離れてだらだらとしていた

と言っても僕は本を読んだりしてるだけで
藍は締まりのない様子で後ろのベットに横になっている

戦いになると頼もしくもあり
強くもあるから
こう言った切り替えが出来てるのは
少し恨めしく思うときがある

気が緩んでるのか頭のネジが抜けてるのだろう、
藍が半分からかうような口調で僕にもの申す

「うーん、私が言うのもなんだけどさ、
恋人らしいことしてないじゃない?」

「まぁね....」

そう、付き合ってからしたことと言えば
一緒に手を繋いで歩いたりご飯を食べ、
夜に通話をしたり少し遠出をしたりと
普段からしてるこ

「うん」


....なんだ、このやり取りは....

藍は納得もなにもしてない状態で
僕と目を合わせる

綺麗な瞳に一本一本まで整ったまつげ....
本当、僕にもったいないほどの
彼女です

僕がヘタレなのが悪いけど



「ねぇ、桜」

「んっ、なっんんんっ!!」

顔がアップになると
強引な口付けをする

後ろにはベットの縁なので
逃げることは出来ず、
確り首から上を掴まれてるからか
それから逃れることもできない

密着しているのが仇になるのか、
逃れられる気がしない

「んっ、んん!
んんん?!」

「はぁ....んっ....あ、ふぅ....
んんっ....」

僕の思いは余所に、藍は
舌を絡めるキスに没頭する

熱くざらついた舌が妙に魅力に感じる

密着する胸もお腹も、
比例して熱さを増していくようだった....

心臓が早鐘を打っていて
今ではどちらの熱さが優っているのか
見目つかない

それと、心地よさと微睡みにのまれ、
このままでも良いかと思えてきてる

藍の柔らかな肉体、
瑞々しい唇に溢れる吐息

ムッチリしたお尻がモゾモゾと容赦なく動き
何かを誘ってるように動きがエロくなっていく....


長い10分ほどの
情熱的で扇情的なキスをしてから
藍は離れていった

繋がった銀の糸がまだ僕たちを繋




満足

2017/03/17 09:18
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ