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16話 キャロット レッドの祝福を

浴びせられた鳴き声は、仔犬をいたぶるノラを威嚇したものでした。

ノラたちの動きが止まります。

かばってくれたのか判らないけど、仔犬はその隙になんとか逃げ出しました。




はふはふ。

河川敷まで逃げのびた仔犬。

ウツウツとした生活からすらも逃げ切った気がして。

嬉しくなって思う存分に歌います。

わう、わう、ひゃうー!


釣られて他の犬もやってきました。

さっき助けてくれた犬もいる。

襲ってきた犬たちの中の一匹もいる。

ばうばうばう! がうがうがう! うぉふうぉふ!


黒の仔犬が中心になって。

敵も味方も関係ない。

犬たちの大合唱。

うぉー! うぉー! わぉー!!


すると朝日が顔をだして、真っ赤にかがやき、みんなを祝福してくれました。

お目通しありがとうございます。


夕日や朝日のとろっとした朱い輝きだけでなく、藍の空に描く複雑な紫グラデーションも大好物です。


次回も明日の更新となります!

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