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その7
突然鳴る携帯の存在を申し訳なく思う沈黙の中
言われると意地でもやりたくなくなる要はただの天邪鬼
眠いけどまだ寝ないという誰の得にもならない無駄なチャレンジ
ドラマは嫌いだけど主題歌はかなり好み
いくつもの意味でちぐはぐな自分
彼女の隣にだけはまかり間違っても並びたくない
サイズが幼少期の二倍くらいになっていた
過去形の告白受けた側の気持ちを考えたことがあるか
変わりゆく人たちと話す唯一変わらない君のこと
黙ってさえいればモテるのにという言葉がお前にはよく似合う