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第三話 そんなに甘くなかったや

ログアウトするのが面倒でゲーム内で少しの間仮眠をし目を覚ますと夕方になっていた

ここから新しい冒険だ!と、言いたいところだがあいにくそれよりも先にやる事がある、矢のクラフトだ

素材は鉄と木でできる


鉄と木を使用し矢を作成しますか?

Yes No


もちろんYesだ

作成時間一本六十秒つまり一分

それを六十本つくる


一時間後

クラフトLv(レベル)のゲージが半分くらい溜まった

詳細を確認するとアイテムショップで買った素材で作成すると経験値の上昇が半分程らしい

全ての素材を自分で集めたら一時間でLv(レベル)が上がるくらいだと思う、俺の計算だが

しかし経験値が溜まりやすいのはLv1の時だけらしく2に上がると苦行が待っているのだとか

まあ、確かに考えてみれば2からは自身がその場にいなくても作成してくれることを考えたら経験値が溜まりにくいのも当たり前だろう

逆に1の時から溜まりづらかったら誰もやらないだろう

そんなこんなで矢はできた、俺の金はほぼなくなった

ここからは金も経験値もたんまりと稼がなきゃならねぇな


【初心の森 ンイーズ】

森にやってきました

今回の最初のお相手はこちら

お空に飛んでいる蜂さんです

・・・別のやつにしよかな

・・・いや、いやだって虫だよ、蜂だよ、空飛んでんだよ!ただでさえ弓なんか初めて使うのにエイム補正ねぇんだぞ、鬼畜だろ

はあ、だが弱音もここまでだなやるしかないしな

弓を構え弦を引く

蜂も戦闘体制に入った

「ここだ!」

心の中で叫ぶ

矢は蜂本体を射抜かなかったが羽を射抜いた

これでやつのスピードは落ちる

さてここからだ

蜂は尻の針を向けて俺に襲いかかってくる

速い、だが避けれる

ただ避けるだけじゃ勿体無い

これはチャンスでもある

俺に近づいて来るってことは近接攻撃ができるってことだ

蜂の動きを見極め攻撃を回避、そして右手に持っていた武器、矢を蜂に突き刺す

矢は胴体に突き刺さり蜂はもう瀕死だ

ならもうすることは決まっている

射抜く!

これで終わり、・・・かと思ったが矢は蜂には当たらなかった。外したのだ

・・・やべぇ、こういう時に限って俺は・・・そういうことを考えてる場合じゃねぇな今は先にこいつをやらな、ぐあっ!

突如背後に衝撃と軽い痛みが走る

こ、こいつ!仲間を呼びやがった

背後には先ほどまでいなかった大勢の蜂がいた

まじかよここはまだ最初の森だろ

こいつらは簡単に経験値を稼げるモンスターだろ

ははは、おもしれぇ。このゲームは俺みたいな舐めたプレイヤーを殺すためにこんな序盤から大勢対個で戦わせるのか、世の中ならぬこのゲームはそんなに甘くないと

上等だどこまでやれるかわからねぇがやってやるよ

おらぁぁぁぁぁ!!!



はあ、はあ、はあ・・・勝っ・・・・た

疲れ果て地面に寝転びながらそう言った

普通に考えて見れば勝ち目などない

あんな多勢に無勢の状況を見れば誰でも思う

しかし例え数が多くても個が弱ければ意味がない

どれだけ弱い兵が集まっても大将軍の一振りでほとんどは屍とかす、と言っても別に自分を大将軍などとは思っていない

わかりやすい伝え方として浮かんだのがそれだっただけだ

それに加えて俺の武器は矛や槍ましてや剣でもない

なのに勝った

その理由は簡単だ、各個撃破をしたらいい

言うだけなら簡単だが実際にやるのはむずいがな

まあ、俺ともなればいけるんだよこれが

ちゃんと瀕死だけどな、けど回復薬も何もないこの状況だLv(レベル)は結構上がったがLv(レベル)が上がったらと言って回復する優しいゲームでもないらしい

あ〜街に帰るのもめんどくさいな

けどこのまま進んだら死ぬ可能性も高い

・・・さて、どうしようか


十分後

よし決めた、俺は先に進むことに決めたよおっかさん

それはどうしてか

行ったり来たりするの面倒だろ

けどその前にやることがある

晩ご飯を食べることだ、てことでログアウトしま〜す



「・・・ふぅ、夕方ぜよ」


「何バカなこと言ってんのお兄ちゃん」


ログアウトすると同時に部屋の扉が開かれそこには妹が寄りかかっていた


「あ、奏」


「その名前で呼ばないで、それは私の活動名でしょ。私の本名は佳奈(かな)


「奏でもいいと思うけどな〜」


「うっさい!それよりもご飯、できたよ」


「ああ、わかってる。ちょうど終わったところだ」


部屋を出て下に降りる

リビングに行くとみんな揃っていた


「ごめん、まった?」


「別に、料理が出来るニ、三分前に呼びに言ったからちょうど出来たんじゃない?」


「そっか、それならよかった」


「うん」


みんなで「いただきます」そう言って晩ご飯の鍋を食べた

今日は入学式祝いで鍋だそうだ

因みにキムチ鍋、お揚げが出汁に染みてて美味い!


晩ご飯を食べ終わるとお風呂争奪戦!なのだが今日からは先に入っていいと言われた

早くゲームしたいんでしょと言われた

よくわかってらっしゃる

ありがと妹よ


ふぅ、スッキリした

じゃあ冒険に行こうか!


[Death]


・・・えっ、死んでる・・・何故?

だが原因はすぐにわかる


---------------

[Death]


あなたはゴブリンに食い殺された

---------------


下の文章を読むと原因が書かれていた

え、食い殺された?

てことはログアウトしてからもアバター自体はここに残ってたって事か

くそ、そう甘くなかったか

普通宿や、セーフゾーンでしかログアウト出来ないがこのゲームは出来る

ラッキーと考えていたが甘くなかった

まあ、しょうがない

とりあえず復活するか

結局街に戻ってきてしまった


【始まりの街 アレス】


---------------

[Deathpenalty]


一時間のステータス半減

---------------


う〜ん、ちゃんとデスペナルティあったか

それともう一つアイテムだ

アバターがその場に残っていたんだ何か取られてないかチェックしなきゃな

・・・特に何も取られていなかった

しかしアバターがずっと残るは面倒だな

少し詳しく聞くかあいつに



【雷鳴の騎士団 アジト】


あ、カキくんからメッセージだ

・・・あ〜ね

え〜と、アバターがその場に残るかについては宿とかセーフゾーンでログアウトした場合はログアウト同時にアバターも消えるから心配しなくていいよ、っと送信


「おい、シンヤ何してる会議中だぞ」


「ごめん、ごめん、ちょっとメールが来て返信してた」


「はあ、会議中にメールとは。・・・別にするなとは言わんが今回の話は結構大事なことだちゃんと聞いていてほしい」


「ごめんね、もう大丈夫」


カキくんならね


「わかった、では作戦は決まった。今週の土曜日の午後20時にPKクランの一つ黒の亡霊を潰す。みなわかったな」


「はい!!」


はあ、いやだなPKは



シンヤの返信は思ったよりも早かった

ふむふむなるほど

これなら心配ないな

にしてもデスペナルティ、これは面倒だな

この間どうしようか

・・・お金はないがショップを見回って冷やかしに行くか


ふらふらと街を歩く

やっぱり改めて見ると広いよなこの街

他にもこういった街がたくさんあるんだよな

はは、やっぱりゲームは面白いな


「あ、ごめんなにぃちゃん」


「いえ、こっちこそ」


大勢のプレイヤーがいる中で少し肩がぶつかった

服装を見る感じ俺と同じ初心者か、お互い頑張ろうぜ

そう心の中で呟いた


「それにしてもあの顔どっかで見たことがあるような」


「にしてもあの顔どっかで見た気ぃするなぁ、まあええか」


その時まだ二人は知らなかった

この二人は高校の同期であることを

この後ですがこの関西弁のプレイヤーの物語も書きます!

タイトルは

弓使いなのにエイムがひどすぎる!!(外伝・関西弁の男)

です

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