97 薯蕷麦飯を食べよう
炊きたて麦飯が出来たので
(薯蕷!!)
テーブルの上に器に入った薯蕷がすりおろされた状態で出てきたので
それに醤油と出汁、おかかを入れ
混ぜたものをよそった
麦飯に掛けていく。
麦飯の香ばしい香りと薯蕷のとろりとした感じが絶妙な感じを醸し出す。
まずは俺が食べてみる。
「ぱく……うーん……やっぱ麦飯……薯蕷のおかか和え合うなぁ」
と俺が発すると
2人は涎を垂らし
麦飯と薯蕷のおかか和えを食べる。
2人は
「「うーん……美味しい!!」」
すると
ユーミルもやってきた
ユーミルに薯蕷を見せると
吐き気が出てしまったのである。
ユーミルの悪阻が薯蕷であることを知ったので
ユーミルには麦飯だけ食べてもらって
その後また
寝室に戻ってユーミルの頭を優しく撫でる。
次第にユーミルは眠ってしまう。
(まさかユーミルの悪阻が薯蕷だとは思わなかったな……こればかりは仕方ないな)
洗濯機から洗濯終了の音が鳴るので
寝室から出て
洗濯機から洗濯物を取り出す。
籠に入れて
外に干しに行く。
エリクスも干すのを手伝ってくれた。
「ユーミルの悪阻が薯蕷だったの意外だったね」
「そうだね」
「出産後は食べれるのかな?」
「大丈夫だと思うぞ」
「そうか」
洗濯物をエリクスと欲し終え
家に入る。
そして軽く俺は昼寝をしてから
夕飯の支度とかを考えることにした。