表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/386

90 ゾニルフと答えと日曜日限定出荷販売開始

side『ゾニルフ』

これはきっと『跡取りくん』が私に対してきっと1つの『試練』……いや私なりの答えをきっと待っているのだろうと確信が持てる。

私の答えなんてもう『決まって』いる。

私の『答え』それは

『跡取りくん』の手を取り

「日曜日限定出荷販売是非ともしたいのでよろしくお願いできないだろうか」

これがいま、私の出来る事だ。

『跡取りくん』はにこやかに

「はい!分かりました!今日は出来ませんが来週分から出荷可能ですよ」

と言う回答を得られた。


本当に『跡取りくん』はいい子だし

私の期待にも答えてくれている。

しかも彼はチャンスを必ず自分の手で掴む素質を持っている。

私は、彼を絶対に手放さないつもりだ。

side『ゾニルフ』end。


俺は彼の期待に応えられたのであろうか?

きっとゾニルフ会長の期待に応えられたと俺は思ってもいいのかもしれない。


そして、ゾニルフ会長が商品コンテナを積んで

自分の街まで帰っていく後ろ姿をバックに思った。


その日の夜

前に評判だった

『餃子』をまた作って皆に振る舞う。

やはり

『餃子』を包む作業はやはり

皆にとって神技に見えるらしいが俺は慣れているから

『普通』と感じてしまうのであろう。


俺の『普通』と3人の『普通』はまた別であるということ。

俺ができるからといって

エリクス、ユーミル、メセタが出来る訳では無い。

それは分かっている。

エリクスが出来ることが俺には出来ないなんてこともあるからである。

人には向き、不向きが絶対にあるからである。


何度かやれば多少のことは出来るようになるが

コツを掴めるか掴めないかはセンスにもよるのである。


夕飯を食べ終え

風呂の支度をして皆で風呂に入る。

そして風呂からあがり

俺は夜のおつまみの支度をするために

冷蔵庫の中をあけ

本当の夜のおつまみを作成する。


今日は前に収穫した『さつまいも』をふかして

『さつまいもの蒸かし芋』を作る予定だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ