表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/386

76 肉まん食べたい連発で追加で作ることになった

「私も食べたい!食べたい」

と尻尾を高速で振るう高速狼。

それに便乗してユーミルも

「なにそれ美味しいなら僕も食べたい」

と言ってくる。


奥からエリクスがやってきて

「ん?なんか美味しい匂い!ずるいぞ兄貴!!独り占めか?」

聞き捨てならん。

試食用だが

材料はまだあるんだ。

ならば作ってやろうではないか!!この野郎共の為にな!!

(今回は少し言葉が汚くてすまんな)


と、誰に言ってるか分からんが謝っておいた。

そして、また作り始める。

捏ねた小麦粉な中に餡(挽肉)を詰める。

そして上で搾る感じに捻じる。

その職人技に3人は

「「「兄貴(我が君、嫁ちゃん)が神技使ってる!?」

と言ってるくので

「これはただタネ餡を捏ねた小麦粉の中心に置いて包んでるだけだよ!練習したら誰でも出来るの!」

「私には無理ですよ」

とメセタ。


(あ)


メセタはハイランドウルフで人間ではなく狼なので基本料理は出来ないのである。

だが

どうもハイランドウルフはある程度のレベルに到達すると『人間モード』というスキルを開花出来るのだという。

だが、メセタはまだそれを開花させていないのだという。

メセタの『人間モード』の姿を1度でいいから拝みたい俺なのである。

だがこれは俺が願っても叶えてくれないのだ。

やはり俺の能力は1部に対しては実行不可能なのである。


スライムは形状を変えれるがユーミルはまだ生後半年しか経たない子供らしいのだ。

なのでそこまで形状を変えたとしてもそこまで長くは保てないのである。

これは、魔力総数にも大きく関わってくる。

魔力総数が高い個体は長く形状維持が行えさらに魔術も操れるとの事。

エリクスに至っては

実はかなりの不器用で

料理のお手伝いをさせたら凄いことになってしまったのである。

まあ、不器用でも何回も行うことで常人を超える域に達することもあるが……。

彼は出来る手伝いを中心にしたいと申し出ていたのでこれについては追々教えていくことにする。


仕込みが終わったので

蒸し器に入れ

調理を開始する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ