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73 試食用の野菜類と果物類を皆で食べる

そして

泣き止むまで必死に宥める『』。

それから

泣きやみ

皆で

試食用の野菜類と果物類を食べることにした。


まずは野菜類から

「あむ…………うーん……この歯ごたえ……十分すぎるね……それに噛めば噛むほどに水が出てくるキャベツとレタス最高だね」

とゾニルフ会長。

「ですね!それに少し甘みもありますね」

「それは私も感じていたよ」

と笑談を交えて会話を楽しみながら食べる。


「前はバナナの食べ方を教えてもらったけど……このオレンジ色した果物は?」

「これは蜜柑と言って柑橘という科目に入る果物類なんですよ。柑橘は甘いと酸っぱいのちょうど中間点の果物なんですよ。いま剥きますね」

と言って俺は後ろの窪みに親指をぷすっと刺してもりっと剥く。

中からオレンジ色のつぶつぶの果実が

『こんにちわ』と顔を出す光景にゾニルフとエリクスは


「なんかいま、このつぶつぶした果実が『こんにちは』したように見えた」

「私もいまそういう風に見えたが……錯覚か?」

「人によってはそういう風にも見えるみたいですね」

((見えることあるんだ!?))


メセタとユーミルも一緒に食べている。

「うーん……キャベツは私美味しくいただけちゃいますね」

「そうだね……キャベツ美味しいよね」

「「特に我が君(嫁ちゃん)が作ってる野菜類と果物類だから特にね!」」

(恥ずかしいんだよ!お前らは!!)

「それとこのスライムも君の」

「はい。従魔です名前はユーミルと言います」


「ユーミル……『ユーミル・ミーミル』から名付けたのかい?」

「なんですその『ユーミル・ミーミル』って」

「知らないのかい!?」

「俺……実はこの世界の人間ではなく『異世界から転移』してきた人間でして」

「そうなのかい!?あーだから常識外れな部分とかはそれか」

(いま、ゾニルフさんしれっとすごいこと言わなかった)


「へえ!?兄貴って異世界人だったんだ……すごい人間と知り合いになっちゃってたんだ俺」

「私もそれについては同感だよ……エリクスくん」


なんか色々と言われているが

まあ、いっか。

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