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64 夜のおつまみを4人で仲良く食べることにする

風呂から出て

エリクスはソファで寛ぐ

メセタは

「テレビ観たい」

と言うので

リモコンを押してテレビを付ける

ある程度の大きさの箱のような物がいきなり映像を投影したことに

ユーミルとエリクスは驚く。


「「これなに!?」」

「テレビだよ」

「私も最初の頃はそれはそれは驚きましたよ……今では慣れましたけど」

テレビの存在を理解した2人はソファで閲覧している。


俺は冷蔵庫から

バナナとりんご、梨を出して

調理を開始する。

「兄貴は何してるの?」

「夜のおつまみ作成だよ。カットフルーツ作ろうと思って」

「「なにそれ!?美味しいの!?」」

と、2人は目をキラキラさせるので

「うん……甘くて美味しいよ」

「今日はりんごですか?梨ですか?」

とメセタが聞いてくるので


「今日は、りんご、梨、バナナのカットフルーツだよ」

と伝える。

3人は笑顔になる。


俺は手際良く果物ナイフを使ってりんご、梨の皮を剥いていく。

そのあまりにも手際の良い俺のナイフ捌きに3人は恍顔になっていく。


(((なんていう素晴らしいナイフ捌きなのだろうか)))

(兄貴!ずっとついて行きます!)

(我が君!お慕いします)

(嫁ちゃん最高やんけ!)


なんか変に視線を感じるけど

まあ、いっか。

剥き終わり

手頃サイズにカットした果物を皿に盛り付ける。

そして

前に作っておいた

ヨーグルトソースを掛けて完成だ。


今回の夜おつまみは

『3種のカット果実のヨーグルトソース掛け』である。


3人は涎が出ている。

「宝石みたい」

とエリクス。

「流石は我が君」

とメセタ。

「嫁ちゃん……最高だよ」

とユーミル。


「「「「いただきます」」」」


「「「あむ……もぐもぐ」」」

「「「!!?」」」

「うーん……美味しい……どうした?」


エリクスは涙が出ている。

「何で!泣いてるの!!」

「美味すぎて涙が」

(なるほど……大袈裟だってば)


メセタは

「…………」

(恍してるこいつ)


ユーミルは

「感動だよぅ……衝撃だよぅ……美味しいよぅ」

と言っている。

(だから大袈裟だってば)


そしてテレビを観て

(あ、エリクスのベッドとか布団どうしよう)

どこかの部屋で

ぼんっと言う音が出る。

(あ)


「なんの音?」

「我が君……なにか願ったの?」

「なになに?」

テレビを消して

寝室とか他の部屋を見に行く。

寝室にもうひとつベッドが追加されていた。

(まあ、こうなるとは思っていた)


「すげーこの弾力!」

「エリクスのベッドと布団だよ」

「ありがとう!兄貴ずっとついて行くぜ!!もうお手伝いじゃなくてずっと住んでもいい?」

「まあエリクスが、望むなら」

「うん!よろしく!兄貴!!大好き!!」


という訳でずっと住むらしいw

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