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62 俺は兄貴と呼ばれるようになった

冒険者だった人と少しの間家の手伝い契約をして家に帰る。

俺の名前も教えておいた。

そして家に着くと

彼が

「こ、これが兄貴の家?」

(え?この人俺の事兄貴って呼んでない?)

「そ、そうだよ」

この人は名前を『エリクス・ルーダー』と言うらしい。

俺はエリクスと呼ぶことにした。


なんか彼からは『兄貴』呼ばれるようになり

過度なスキンシップをたまに受ける。

何だかんだ言って皆俺好きすぎるだろ!


その日の夜は

前にメセタと一緒に外で食べたラビッタ肉を出して

そのステーキ肉を食す事にした。

エリクスにも俺の能力は教えておいた。

エリクスは目をキラキラさせて

「兄貴はやっぱ俺の見込んだだけの事はあるぜ!大好きだ!」

と言って食事終わりに抱きつかれる事態になる。

同時にメセタとユーミルも俺にくっつく始末。

(なんだこれ)


しかもエリクスは俺の家の形や内層も含めて

『見たことない作りの凄い家の家主で俺の理想の兄貴』

だそうだ。

メセタは肩をぽんぽんして

「良かったですねぇ……」

と言われるが俺自身あまり嬉しくないが。


風呂の支度をしに風呂場へと向かうとユーミルとエリクスも一緒に来る

軽くスポンジで浴槽を洗い

外のパネルで自動湯はりを押して

風呂の準備が完了する


ユーミルとエリクスはこれにも驚いている。

「嫁ちゃん凄いねこれどうなってるの?」

「兄貴これ凄くね!?」

2人して同じ反応。

「そうか……まあそのうち慣れるよ」

エリクスからどうやら

風呂付きと家は大変珍しいとのこと。

エリクスにはこの家が風呂付きの家であることを内密にするように提案する。


エリクスはそれを承諾してくれた。

風呂が沸くまで

ソファで寛ぐことにする。

エリクスにとってはこの家の全てが見たことない技術の結晶にしかみえないのである。


「風呂沸いたら全員で入るからね」

「「「はーい」」」

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