385 朝日を浴びて朝食作りと農作業
次の日の朝
俺達はいつものとおりに起き
そしていつものとおりに朝食作りを開始する。
本日は焼き魚
いい感じに焼き目をつけて魚を焼いていく。
そして本日の汁物は魚のアラを使った味噌アラ汁である。
別名漁師汁と言われる味噌汁である。
生きとし生けるものを食材として頂きくため食べられるところは全て食べること、食材、食事に毎日ありつけることへの感謝を込めて
食卓に付くと
皆がテーブルに座り
【頂きます】の言葉と共に食事を開始する。
食べ終わり
シンクへ使った食器を置き
水を出す
食器用洗剤を付けたスポンジを使い丁寧に食器を洗っていく。
ライト、ユミナが一緒に食器を洗うのを手伝ってくれる。
分担して洗う。
棚に拭いた食器を置いていく。
洗い物が終わり、次は昨日一昨日出した洗濯物を洗濯機に入れて洗濯用洗剤を入れてスイッチを押して洗濯機を回す。
洗濯が終わるまでまだ時間があるのでその間に家の裏の畑で農作業を行うことにする。
裏の倉庫にて
本日の作業を俺達は決めて各自農作業を開始する。
俺は、鍬を持って昨日収穫を行った場所を耕す。
リッカは、畑周りに生えている雑草を抜く作業を軍手をはめて行う。
エリクスは、チャリオットと一緒にコンテナに収穫物を入れていく作業を行う。
そして俺は耕している場所に
(今回は、この場所にはレタス、キャベツ、ビーツを願おう)
耕している畑が一瞬光る
これが、俺が能力を使った時にだけ起こる現象である。
【いつ見てもすごい能力】
と、口を揃えて言われる
そんなことは無いと思うんだがな。
それから
(この後、2時間ほど雨をお願いしたい)
先ほどまで晴れていた場所が少しづつ曇ってくる。
「雨願いました?」
と嫁のリッカから言われたので
「うん。2時間ほど雨をお願い…とね」
「ふふ……やはり……麗人さんはすごい人だと思いますよ。そこはいつも思っていますから」
リッカに言われ少し俺は照れたのか赤くなるのがわかる。
それを横目で見ていたメセタは
「く…く…く」
と、笑う。
(こいつ…)
ライト、ユミナが畑に来て
ライトは俺を見て
「お父さん畑の作業終わった?」
ユミナは俺を見て
「お母さん…少し抱っこしてほしいな」
と、いう
順番こに2人を抱っこする。
抱っこし終わった後
ユミナはメセタに
「お父さん!!お母さんに抱っこしてもらえたの」
と父親の狼メセタにすりすりする。
「それはよかったですねぇユミナ」
次第に雲行きが怪しくなってきて雨が降り出す。
全員家の中に入る。




