表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
374/394

374 夕飯はシシリア料理っぽく魚等を料理するぞ

昼ご飯を終え、食後の片付けが済んだころ、リッカが提案した。

「次は夕飯を考えないとね。今日は何にしようか?」


エリクスが頬杖をつきながら言う。

「昼は野菜たっぷりだったし、夕飯はもっとボリュームがあるものがいいな。」


「そうだな。メインはお肉系か、それとも魚料理にするか?」

俺が尋ねると、チャリオットが手を挙げて口を挟んだ。

「そういえば、冷蔵庫にラムダ港町で買った魚がまだ残ってました」

すこし前にシュメールとは反対の街道を南に進んだ港町ラムダに買い物に出たときに買い込んでいた魚がまだあるのだ。

冷蔵庫の中を確認する。


リッカと俺で冷蔵庫を確認すると、次の食材が見つかった:


新鮮な白身魚タイ


エビ


シシリア料理に使う香辛料セット


ジャガイモとニンジン


乾燥パスタ



「魚もいいけど、エビも使えるな。どう料理する?」

俺が振り返ると、リッカが笑顔で提案する。

「せっかくだから、シシリア料理っぽいメニューにしてみない?」

シシリア料理とは

ラゴス地区の南側主にラムダの港町あたりで主流の魚をメインとした料理である。


夕飯のメニュー案


みんなで話し合った結果、以下のメニューに決定した:


白身魚の香草グリル

 魚に香辛料をたっぷり塗り、オーブンで香ばしく焼き上げる。


エビのトマトクリームパスタ

 濃厚なトマトクリームソースを絡めたパスタにプリプリのエビをトッピング。


野菜たっぷりのミネストローネ

 昼に使いきれなかった野菜を贅沢に投入し、ハーブで香りを引き立てたスープ。




---


準備開始


1. 魚の下ごしらえ

 エリクスが魚を丁寧に捌き、塩胡椒と香辛料で下味をつける。その間に俺がオーブンを温め、焼き加減を調整する。



2. パスタソースの仕込み

 リッカがフライパンでトマトとクリームを混ぜ合わせ、エビをぷりぷりに炒める。チャリオットがパスタを茹でる役目を担当した。

 「茹で時間、ちょうどよくしないとね!」とチャリオットが真剣な表情でタイマーを睨んでいる。



3. スープ作り

 俺が魔力鍋を使い、野菜を煮込む。バジルとローズマリーの香りがキッチンに広がり、みんなが思わず深呼吸するほどだ。





---


夕飯完成


夕方になり、完成した料理をテーブルに並べる。香ばしい魚のグリル、濃厚なトマトクリームパスタ、温かいミネストローネが一気に食卓を華やかにした。


「今日はちょっと豪華だな!」

エリクスが目を輝かせる。

「いただきます!」


それぞれの料理に手をつけると、歓声が上がった。

「魚の身がふわっふわね!」

リッカが笑顔で食べ進める。

「このパスタ、エビの旨味がしっかり出てる!」エリクスも満足そうだ。

「ミネストローネが体に染みますねぇ。」

とチャリオット。

ユーミル、子供たちも美味しいといってくれている。

メセタ、ミルドレシアは滅多に魚がメインの料理は無いので

うきうきしている。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ