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356 東1局終了と東2局移行前に軽く休憩を

「お父さん…お菓子食べてもいい?」

ライトがいうので

皿から

「何がいい?」

「んとね…エリーゼ」

「はいよ」

と、エリーゼを手渡す。

小袋からエリーゼを取り出し食べるライト。

「わあ…サクサクしてて美味しいこれ」

「本当!?ライトちゃん」

「うん!ユミナちゃん本当だよ。それに甘いよ」

「わたしも食べるぅ…お母さんいいでしょ?」

と俺にユミナはしがみついて言うので優しく

「いいよ。同じのでいい?」

と、ユミナにいう。

「うん!ライトちゃんと同じの食べたい」

ほっこりする。


メセタが

「ユミナわたしのところに来ます?」

メセタが座っている場所にメセタは肉球手でぽんぽんする。

「うん!お父さんのところに行く」

「じゃあ僕お父さんのところに行くぅ」

「はいよ」

そうして

東1局2本場は開始されるのである。


東1局2本場が開始されると、メセタは早々に苦戦している様子が見て取れた。

「なかなか揃いませんねぇ」

チャリオットも

「そのようですね」

いつもの余裕は影を潜め、慎重に手牌を進めている。

一方、俺は意外にも手牌の巡りがよく、四順目で早くも一向聴となった。


場の空気がまた変わり始めたその時、リッカがふとにやりと笑った。

「うふふ」

その表情を見た俺は、リッカが既にテンパイしていると直感的に感じ取った。

彼女は何かを狙っているのかもしれない。

エリクスの方は、どうにも牌が揃わず、焦りを隠しきれないようだ。


「うおお!どうしてか俺は今回全然いい手牌がこないぃ」


流れがなかなか来ない。

そんな中、俺はリーチ棒を静かに取り出し、リーチを宣言した。

自信に満ちたその動きは、メセタやリッカ、エリクスにも緊張感を与える。


そして、リーチを宣言した次の順目、ツモ牌が運命を決めた。


(は!来た!)


「ツモ!」


俺は笑みを浮かべながら手牌を倒す。リーチ、一発、タンヤオ、一盃口と、見事な役が揃っていた。

彼の鮮やかな和了に、他のプレイヤーたちは驚きを隠せない。

「親が流れてしまいましたねぇ」

「そのようですね」


東2局に移行する。

その前に

「皆!軽く休憩してお手洗いとかお菓子とか食べようね」

と和やかに進めた。

勝利は誰の手に。


そして今日は夕飯も

願って出すことにしたのだ。

何が夕飯で食べたいかを確認する。

すると

クラブサンドだったので

夕飯の時間に合わせて出すことにしたのだ。


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