353 ナーンも作る
「レシピ見せて」
「おう!」
俺はエリクスにレシピを見せる。
電子レンジで作るナーンのレシピ
材料(2枚分):
薄力粉:100g
ベーキングパウダー:小さじ1/2
プレーンヨーグルト:50g
牛乳:大さじ1~2
塩:少々
サラダ油:小さじ1
作り方:
1. 生地を作る
ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、塩を入れて混ぜ合わせます。
そこにヨーグルトとサラダ油を加え、さらに牛乳を少しずつ加えながら、手で混ぜてひとまとめにします。
生地がまとまったら、表面がなめらかになるまで軽くこねます。
2. 生地を休ませる
生地をラップで包み、10分ほど常温で休ませます。
これにより生地が扱いやすくなります。
3. 成形する
生地を2等分にし、それぞれを薄く伸ばしてナーンの形(楕円形)にします。
生地がくっつかないように少し薄力粉を振っておきます。
4. 電子レンジで加熱
耐熱皿にクッキングシートを敷き、その上に伸ばしたナーンを置きます。
電子レンジの「レンジ機能」(500W~600W)を使って、1枚につき1分30秒~2分加熱します。
加熱が終わったら取り出し、もう1枚も同様に加熱します。
5. 仕上げ
加熱が終わったら、ナーンの表面にバターを塗って風味をプラスします。
お好みでカレーと一緒にどうぞ!
ポイント:
ヨーグルトを使うことで、もちっとした食感に仕上がります。
電子レンジの加熱時間は機種によって異なるので、最初は短めに設定し、様子を見ながら調整してください。
そのレシピを見ながらエリクス、チャリオットはナーン作りを行っている。
俺とリッカは
マサラグラムス(マサラ系スパイス調合)のほうれん草カレーレシピを参考に
カレー作りを行うことにした。
今一度
こっちもレシピを再確認する。
マサラグラムスを使ったほうれん草カレーレシピ
材料(2~3人分):
ほうれん草:1束
玉ねぎ:1個(みじん切り)
トマト:1個(みじん切り)
にんにく:2かけ(すりおろし)
生姜:1かけ(すりおろし)
ガラムマサラ:小さじ1
クミンパウダー:小さじ1
コリアンダーパウダー:小さじ1
ターメリックパウダー:小さじ1/2
チリパウダー(お好みで):小さじ1/2
ヨーグルト:大さじ2
塩:少々
油:大さじ2
水:100ml
作り方:
1. ほうれん草を下ごしらえする
ほうれん草をさっと茹でて冷水に取り、水気をしっかり絞ってから、ブレンダーやフードプロセッサーでペースト状にします。
2. スパイスの準備
鍋に油を熱し、すりおろしたにんにくと生姜を加え、香りが立つまで中火で炒めます。
続いて玉ねぎを加え、きつね色になるまでよく炒めます。
3. トマトとスパイスを加える
みじん切りにしたトマトを加え、よく炒めてペースト状になるまで加熱します。
トマトが崩れてきたら、ガラムマサラ、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、チリパウダーを加えて混ぜます。
4. ほうれん草ペーストを加える
ほうれん草ペーストを鍋に加え、水を加えて全体をよく混ぜ合わせます。
蓋をして弱火で5~10分煮込み、味がなじむまで火を通します。
5. 仕上げにヨーグルトと塩を加える
ヨーグルトを加えて、さらに数分煮込みます。
塩で味を整え、全体がなじんだら火を止めます。
6. 盛り付け
ご飯やナンと一緒に、熱々のほうれん草カレーをお楽しみください。
ポイント:
ヨーグルトを加えることで、まろやかな酸味が加わり、風味が豊かになります。
お好みでバターを最後に加えると、よりコクのある仕上がりになります。
「トマトとヨーグルトっていう不思議な組み合わせですね」
「まあね、でもこの組み合わせが実は今回作るナーンとの相性がとても良くてね」
カレーを仕込みながらリッカと会話する。
エリクス達は生地を伸ばし始める。
リッカは
「え?あのナーンって発酵させないんですか?」
「あれはね『疑似発酵』って言ってヨーグルトのような発酵食品を使って疑似的に発酵させたかのようにさせて休ませる必要の無い状態にする
食品なんだよ」
「だからもう生地の伸ばしに入れているんですね」
こっちもレシピ通りに作り
もう少しで食べれる状態となる。
鍋からは
スパイスの香りが食をそそるのである。
出来上がったスパイスカレーをよそり
出来上がったナーンを皿に盛り付け
テーブルの上に配膳する。
ナーンの香りとカレーの香り
この二つの香りが更に食をそそるのである。
よだれを出す皆。
「では!今日のお昼はご希望のあったほうれん草を使ったカレーとそれに合ったナーンを作ったのでそれを昼食とします。」
「はーい!」
こうして
俺達は、お昼にカレーとナーンを食べました。