351 お昼はマサラグラムスを使ったほうれん草カレーだ。
皆が
「ほうれん草」
「ほうれん草」
という歌を歌っています
ある意味怖いです。
決してホラーというわけではありませんが
なんか怖いのです。
これは作らないといけないパターンであることは確実です。
こうなったのは俺が
ほうれん草を畑で作っていることと
今回
レシピで
ほうれん草関連のレシピが思っていたら出てしまったことがそもそもの原因なのは分かっています。
でも
その歌はやめて欲しいぞ。
「ほうれん草をたべーよう」
「ほうれん草はおいしー」
美味しいとか食べようとかは嬉しいんだけど
歌いまくるのはやめてよー!
まあ料理していけば
歌うのはやめてくれると思うので
これから
お昼の支度に入ろうかと思います!
歌はやめてくれるかな(ちょっと心配)。
さて、
テーブルの上には
ほうれん草カレーのレシピとほうれん草を入れたクリームシチューのレシピの二種類あるが
どっちを作るかだな。
と思っていたら
「カレーってなんだ?シチューは昔家で出たことあるけど」
とエリクスがいう。
ん?
シチューは存在あるのか(失礼な発言すまん)
エリクスの話で
シチューはエリクスの家では月に一度
食べていたらしい。
リッカも
「シチューは分かりますけどカレーって?」
と言うのです。
やはり文化的な感じですかね?
ということは。
俺は
「スパイスは?あ、香辛料の事だけど」
と確認する。
すると
「スパイス?あー、魚とか肉を保存するあれかな?
辛いやつとか?」
という認識だった。
そういや市場でも香辛料は
胡椒とマスタード、一部の辛い種とかはあったのは見たが
俺が知ってるのは
胡椒とマスタードくらいだったな。
スパイスシードも俺の知ってるやつとは違っていたし。
なら
香辛料慣れをしていない人のために
ルーを使ったカレーにするか
それとも
マサラグラムスを使った旨辛カレーにするべきか。
ぽんっ!
レシピが二種類出てくる。
皆で確認する。
「この『ルー』ってのは?」
「あー、これの事だよ」
(カレールー)
ぽんっ!
俺の手元に
カレールーと書いてある箱が出てくる。
俺はこれはカレーのスパイスを適度に調合して固形にしてあるものだと説明する。
「じゃあこっちの『マサラグラムスを使ったカレーレシピ』ってのは?」
あー、そっちは
「分かりやすいのはマサラグラムスってのはガラムマサラのスパイスミックスの一種で基本調合で使うスパイスの辛味よりも香りを中心に良くしたスパイスと言えるんだよ」
「へぇ」
この説明を聞いた
皆は
「このカレーってのを食べてみたい!」
と言うのです。
作ろうではないか!
旨いカレーというやつを!