320 金曜日の朝と朝食の支度
金曜日の朝がやってくる。
今日もまずは起きて
朝食の支度から始まるのである。
リビングダイニングのキッチンにはもうエリクスとチャリオットがエプロンを付けて
料理の支度開始を始めようとしていた。
食パンとかパンもいいけど
たまには
魚系の料理もいいな。
フライとは違うけど
それに近いものが食べたいというかなんというか。
と思っていると
ぽんっ!音と共に
リビングダイニングのテーブルに一枚の紙が出てくるので俺は確認した。
『白身魚のムニエル』
の文字が見えたのだ。
(ムニエル?ってなんだ?)
フライ??
フライに近いけれど、違った調理法の魚料理として「ムニエル」があります。
外はカリッと、中はふんわりした食感が楽しめます。
以下に「白身魚のムニエル」
のレシピをご紹介します。
白身魚のムニエル
材料(2人分)
白身魚(タラ、スズキ、ヒラメなど):2切れ
塩:少々
こしょう:少々
薄力粉:適量
オリーブオイルまたはバター:大さじ2
レモン:1/2個
パセリ(お好みで):適量
作り方
1. 魚の下準備
白身魚の切り身に、軽く塩とこしょうを振り、10分ほど置いておきます。
出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
2. 薄力粉をまぶす
白身魚の切り身全体に薄く薄力粉をまぶします。
余分な粉は軽くはたき落としてください。
3. ムニエルを焼く
フライパンにオリーブオイルまたはバターを入れて中火で熱します。
バターが溶けてきたら、白身魚の切り身を皮目を下にして入れます。
片面がきつね色になったらひっくり返し、両面をカリッと焼き上げます(約3~4分ずつ)。
4. 仕上げる
焼き上がったら、お皿に盛り付け、レモンスライスや刻んだパセリを添えて完成です。
お好みで、レモンを絞ってさっぱりといただきます。
ポイント
魚の水分をしっかり拭き取ることで、外がカリッと仕上がります。
バターの代わりにオリーブオイルを使うと、少し軽い仕上がりになりますが、バターの風味もムニエルにはよく合います。
ソースを作りたい場合は、焼き終わった後のフライパンに白ワインやレモン汁を加えて軽く煮詰め、ソースとして使えます。
ムニエルは簡単に作れて、フライに近い食感を楽しめる魚料理です。
(へ、へぇそんな料理もあるんだな)
と感心していると
二人から
「それはなんですか?」
と、聞かれたので
「なんかね。フライとは違うけどそれに近いものを作りたい食べたいって思ったらこれが」
レシピを見せると
二人は
「これを作りましょう!面白そうです」
というので
朝食は洋食になるのか?
白身魚のムニエルになります!
そしてご飯と味噌汁をよそって
皆で美味しく食べました。