284 商品受け渡しとミルク仕立ての苺ジュースを試飲する
本日は日曜日商品受け渡し当日である。
現在、庭にクリプト商会の紋入り魔導式蒸気機関が停まっている。
俺達は
商品コンテナの積み替え作業をしている。
これはこっち
あれはあっちという感じである。
これらの作業を毎週日曜日に行っている。
それらの作業が終わり
簡易テーブルを設置して
そこに
サンドイッチとりんごジュース、みかんジュース、梨ジュースを置き
更に
(ミルク仕立ての苺ジュース!)
ぽんっと音が出て
新しい飲み物の入った瓶が出る。
全員は新しい飲み物の方を見ている。
「こ、これは!?」
「はい!ミルク仕立ての苺ジュースです!いま願って出してみました」
それぞれ好きなジュースを先に飲んでいて
それからこっちも出したのでそれも飲みたくなるのが普通かなって思った。
だが俺がミルク仕立てのと言ったのが少し気になったらしく
「なんでミルク仕立てのなの?苺ジュースでも良くない?」
とリッカが言うので
それも出してみた。
先に苺ジュースのほうを飲んで貰う。
一口だけ飲んで貰う。
「んく!美味しいけど…酸味が強いね」
その後に
ミルク仕立ての苺ジュースを一口飲んで貰うと
「んく!ぷはっ…なにこれ…全然酸味より甘味がくるー!」
全員が飲み比べを始める。
全員
「苺ジュースもいいけど!こっちのミルク仕立ての方が飲みやすい!」
と、答えた。
俺は紙とペンを取り出し
さらさらと記録する。
この記録はしておくと後から助かるのである。
要は人からのニーズってやつなので。
家族だけど
こっちとしては貴重なアンケートにもなるし
客足ニーズにもなって助かるのである。
サンドイッチは今回も山形食パンを利用した。
今回も盛況で
今回は前回よりもたくさん作ったのだが
売れ行きは上々である。
やはり美味しいは正義である。
可愛いは正義と同じなのかもしれない。
会長たちはにこにこで帰っていった。
夕飯は
少し豪勢に
焼き肉を行いました。
お風呂の後の
夜のおつまみは
肉まんを作って皆と食べながらテレビを見ました。
今日は嫁のリッカと久しぶりに夜の営みをしました。
久しぶりだったので
二人して
最初の頃のように
真っ赤になりつつ手を握りあい
キスをしました。
そして、夜は更けていくのでした。
明日からもよろしくね
俺の可愛い嫁のリッカ。
そして俺の大切な家族たち。