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283 日曜日の朝と朝食と収穫

今日は日曜日。

朝から忙しいのである。

朝食作りは毎日の事であるがそれからのお片付けも毎日の日課であるがその後の収穫の後に

商品受け渡しの準備があるからである。

その関連で家族総出で忙しいのである。


「さて、朝食の準備だ」

リビングダイニングに入るとエプロン姿のエリクスとチャリオットがいたので

エプロンをつけて

三人で朝食の支度を開始する。

サラダを作り

目玉焼きを作り

野菜のスープを作って豆腐も追加する。

ソーセージを食べやすく斜めに切ってフライパンで炒めていく。

塩コショウで味を整えていく。

皿に盛り付けて

配膳していると

皆が、各々席に着く。


朝食を食べ終え

食器を片付けて

外の倉庫でコンテナを準備して

作物の収穫を行いコンテナに入れていく。

家の中では前日に収穫していた大麦を煮出し麦茶の準備とジュースの瓶詰め、ホイップクリームを作って

フルーツを切ってパンに挟んで

フルーツサンドを作って梱包していく。


受け渡しを行った後に皆が食べる物を用意する。

それらの準備が終わり

ガトガト音が聞こえてくる。

クリプト商会の紋入り魔導式蒸気機関がやってくる。

家の庭に停めて俺の父親でクリプト商会会長のゾニルフ会長、会長秘書でエリクスのお兄さんであるアルドさん、俺の嫁の父親で俺のお義父さんでもある

クラウドお義父さんがやってくる。


「ようこそいらっしゃいました!本日もよろしくお願いいたします」


俺は、礼儀正しく振る舞い本日も商品受け渡しの日がやってきたことを実感するのである。


会長達がやってくる少し前

俺は前に

出した薪をおがくずに変えてそのおがくずを庭の雑草辺りに撒いて

塩を撒いて

出したゴムシートを被せた辺りに行く。

メセタがやってきて

「何をしているのですか?」

と聞くので

「んと、腐葉土が出来ているか調べてる」

「『腐葉土』?」

メセタが新しいワードに反応する。


ゴムシートを外すと

少し臭いの出る湿った土が現れる。

(ガーデニング用スコップ!)

手にガーデニング用の小さなスコップが出るのでそれを使い

メセタは少し鼻を押さえ

「これが腐葉土?臭いがありますね」

「少しはうまく行ったみたいだ」

「これは土が腐っているのですか?」

「いや…土に培養バクテリアが繁殖しているだけ。この土の元はそこにある草なんだよ」


ズガーンビガビガ!

メセタは衝撃を受けている。


「こ、これが元は草だというのですか!?」

「そう、草などは抜いたりして置いておくと普通は風化して砂になるだけなんだが…おがくずとか塩などを使って更にゴムシートなどを敷いておくと上手くバクテリアが繁殖すればこのように湿った土になるんだよ」

「そうなのですね!素晴らしいですね!」



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