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275 プリンを食べジュースを飲みテレビの後メセタからの衝撃の事実

今回は

特製プリンと梨ジュースで

夜のおつまみは展開する。

そして、それを食べながら

テレビを観る

これである。

プリンをスプーンで掬い食べる。

「んま!」

と言葉が溢れる。

メセタはまず匂いを嗅ぐ。

甘くていい匂いがしたので

軽く一口を口にいれる。

「あむ…!!」

メセタは惚り顔になる。

ミルドレシアも匂いを嗅ぐ。

(美味しそうな匂い。甘いいい匂い)

ぱくりと一口を口にいれる。


ミルドレシアも惚り顔になる。

「美味しいよぅ!」

他の人たちも食べ始める。

そしてふたりのように

惚り顔である。

これは俺も想像していた通りである。

そして、俺も食べ

「うまい!やっぱプリンはうまいな」

と笑顔になる。

テレビを観る。

梨ジュースを飲み

団欒する。


そして食べ終わり

後片付けを行い

今日はメセタとミルドレシアの部屋で寝ることにする。

最近はメセタは興奮状態になることがあまりなくなったのだ。

(更年期か?)

失礼かもしれないが

生き物である以上

更年期は訪れるとは思う。

俺はメセタを抱き寄せて

頭を撫でる。

(そういや俺はメセタの実年齢を知らないんだった)

目を細めて惚りするメセタに失礼ではあるが実年齢を聞くことにした。


「な、なあメセタ?」

「なんですか?我が君」

「こういうのは失礼かもしれないがメセタの実際の年齢はいくつなんだ?」

メセタは少し悩み

「それは現在のメセタでの年齢?それと『ツィーゲル』だった頃の年齢?」

「両方合わせての年齢で頼む」

うーんとメセタは悩み

「わたしは女神メセタと男神テュポンに作られた存在で『ハイランドウルフ型魔獣プロトカルト』なんです。

現在の年齢は500年となります。

プロトカルトとは初期モデルという意味です」


「死ぬことは?」

「ないですよ。神と同一の存在なので」

「なら、最近俺を求めて来ないのは?」

「あ、それはですね500年を越えたからです。プロトカルトはですね500年を越えると一旦システム的に『性欲』という物が無くなります」

システム的に?

どういうことだ?

「意味がわからないんだが」

「プロトカルトは所謂ですねロボットに近い存在なんです。生き物としてのプロセスもありますけどね」

特殊な存在であることは認識できた。

「それはずっと?」

「100年くらいはこの状態ですね。でも、好きとかの感情はずっとですから大丈夫ですよ…我が君はわたしの運命の人なのはかわりありませんから」

と、にへにへしてくる。

「おまえいまの顔はきっしょいぞ」


ズガーンビガビガ!!

ハイランドウルフメセタ久しぶりの衝撃

「そ、そんなあ!?」

「ま、こうなるとは思ったね」

とミルドレシアがいう。


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