261 夕飯の支度は楽しい
青椒肉絲の下準備である。
筍の下準備は粗方終わった。
ピーマンを用意して
ペットボトルの蓋を活用して
ピーマンの蔕を取る作業を行う。
ペットボトルの蓋をピーマンの蔕に押して入り込んだら
蓋を捻る。
そうすると比較的に安全に蔕を取ることが可能である。
まあ、蔕を取らずにピーマンを寝かせて包丁でピーマンの王冠みたいになってる部分を切るという方法もある。
子供と一緒に親の手伝いでやる場合も考慮にいれて今回は
ペットボトルの蓋を活用する形のやり方を採用している。
その後は
両手をピーマンのお腹部分に持ってきて
ぱかっと割る。
切れ込みがうまくはいっていないときはキッチンバサミを活用して
2ヵ所に切れ込みを入れておくと割りやすくなる。
割ったら
ピーマンの苦味と同時に辛みの元である種を取り除く作業を行う。
これを行うことでかなり苦味と辛みを抑えられるのである。
よく
ピーマンに辛み?という声があるが
ピーマンの種は苦味と辛みの二つある。
どっちも子供には強い影響があるので
出来れば取り除いてあげたいのである。
ピーマンの苦味の元は『ステロイド』という物質が含まれているからであるが
ピーマンのステロイドは単に苦味だけで毒性分のステロイドではないことを説明しておく。
なぜ、ピーマンに辛い部分があるのか
それは
ピーマンは科目的にナス科の別枠ではあることが一番の原因であろう。
ナス科には唐辛子があるので
その繋がりもあるのかもしれない。
丁寧に種を取り除く。
これで辛みはほぼない可能性はある。
ピーマンを千切りにする。
豚肉を用意して
軽く塩を振りかけておく。
そしてすこし肉汁が出てきたら
キッチンペーパーで拭き取る。
これは肉の臭みを取る作業である。
このあと炒め始めたときもこの行程は行うのだが
最初も肝心というわけである。
それと俺はキャベツも用意する。
それを俺は数枚葉を取り
ぶつ切りに
本来は青椒肉絲は
豚肉をピーマンと筍で炒めた物であるが
青椒肉絲の青とは
緑黄色野菜のことを言うらしく
そこで栄養価の面でキャベツもつかうことにしたのである。